世界エイズデー

12月1日は世界エイズデーです。ウイキペディアには以下のように書かれています。

世界エイズデー（せかいエイズデー）は、世界規模でのエイズ蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別･偏見の解消を目的とし、1988年に世界保健機関により定められた国際記念日（国際デー）である。毎年12月1日が世界エイズデーとされている。

最近ではエイズについてあまり取り上げられていません。しかし、わたしが大学生のころにはエイズパニックともいわれるようなことも起きていました。感染したら死に至るとても怖い病気としてテレビなどで紹介されていました。1985年に日本で初めてエイズ感染者が報告されました。その方は在日の外国人女性でした。その後、日本人の感染者が報告されました。その時は当事者の顔写真が公開されるなど今では考えられないような報道がされていました。また、同性愛者が感染する病気であると偏った報道もされていました。同性愛者が一層に差別を受けるようなことが実際に起きていました。さらに有名人がエイズに感染したという報道が次から次へとされました。バスケットボール界のスーパースター　マジックジョンソンが感染したという報道は実に衝撃的でした。現役のスーパースター　オリンピックのアメリア代表にも選出されUSAドリームチームの一員。地位も名声も資産も持つようなスーパースターがエイズに感染。びっくりするしかないです。また、クイーンのボーカル　フレディーマーキュリーもエイズに感染。残念ながら数年後には他界しました。いくらお金があっても治せない不治の病といく印象を強く大衆に植え付けました。

世界エイズデーについてのウイキペディアの記載の中に日本におけるキャンペーンテーマが掲載されていました。以下の通りです。

キャンペーン

シンボルは、レッドリボン。これは、感染者・患者への連帯を表す。世界中でさまざまなイベントが行われ、今もなお世界中でエイズで苦しんでいる人に向けてメッセージを送り、啓発活動を通じてエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的としてキャンペーンを行う。

エンパイアステートビルなどの施設では建物を赤色にライトアップする行事も行われている。

12月1日前後にはシンポジウムや学会などが開催されている。