同級生と待ちあわせ

先日、高校時代の同級生と飲みました。きっかけはその友人からのはがきでした。毎年、年賀状のやり取りはしていました。毎回のように『今年は、飲みましょう。』とか書いていましたが実現することはなかったです。住所は知っているが電話番号やメールアドレスなどは知らなかったので気軽に連絡できませんでした。しかし、友人からのはがきには『会いたい』という熱がありました。自分のメールアドレスが書いてあり、連絡が欲しいとの熱がわかりました。早速、そのメルアドにメールしました。自分の携帯電話番号、いつも使うメルアドついでにlineも伝えました。すぐにlineで連絡がありました。東京にいる高校の同級生は何人かいるようですが、気軽に連絡できる同級生はひとりしかいませんでした。その同級生にも連絡を取り、会う日程を決める事にしました。3人の日程を調整。サラリーマンにとっては3月は決算月。いろいろ年度末にはやらなければならないことがたくさんあります。また、次年度の準備も同時にやらなくてはなりません。そんな流れでどうしても時間が取れないと友人のひとりは会うことができないと連絡がありました。結局、2人で会うことになりました。

目黒駅で待ち合わせをすることとなった。今は待ち合わせが適当でも会えないことはないです。誰もが携帯電話をもっています。携帯電話がない時代、自分が大学時代の事を思い出しました。三宮駅で待ち合わせをしていました。待ち合わせ時間の10分ぐらい前には到着していました。今来るか、今来るかと思いまっていました。約束の時間になりました・・・が来ません。多少は遅れることもあるだろう・・・約束の時間から10分過ぎてもきません。待ち合わせの場所が違っていたのかも・・・国鉄の三宮駅のほうかも・・・しかし、こちらにもいませんでした。結局、待ち合わせ時間から30分過ぎても会うことができませんでした。その日の夜、待ち合わせた相手に電話しました。話を聞いてみると同じように探し歩いていたようでした。次の日にきちんと会う場所を細かく決めて会うことになりました。

また、こんなこともありました。三宮で待ち合わせた相手とは違いますが、また待ち合わせ時間に相手がきません。場所も細かく決めていたので、待ち合わせの場所はここしかない。しかし、来ない。全然くる気配がない。30分以上待ちましたが、結局来ませんでした。当時、どこの駅にも伝言板があったのでそこに『30分待ちましたが帰ります。』と伝言を書いて帰宅しました。その日の夜に相手から電話がかかってきました。話を聞いてみたら待ち合わせの時間を間違っていたようです。相手は1時間遅い時間と思っていたようでした。相手も30分ほど待ったようですが、来ないので伝言板にメッセージを書こうと思ったそうです。そこで私が書いた伝言を見て事の次第が分かったとのことでした。

今は、みんなが携帯電話を持っているので、適当な待ち合わせでも会えないことはまずありえないです。それが影響しているのかどうかは、わかりませんが、約束事など結構 アバウトな感じが大きなっているようにも感じます。ざっくりしたことしか決めない。詳細を決めないことが多いように感じます。ツールの進化が、人の習慣、考え方なども変えていくのだと思います。これからももっとツールは進化するはずです。昔の外出時の持ち物は・・・財布、定期券、腕時計などなど・・・今はスマホさえあれば何とかなります。一応、財布も持っていきますが中に入っている現金は少ないです。昔は財布の中に4~5万円は入っていないと不安でしたが、今は1万円もあれば安心です。

時代の流れとともに人の行動も変化していくものだと痛感します。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました