大山阿夫利神社の下社へ向けて石段を上がりました。結構な勾配につくられた石段です。のぼる前にしっかり休憩し、ゆっくりのペースで上がりました。下界は猛暑日となっている天候です。山なのでやや気温は低めになりますが、暑いことには変わりません。奥さんもわたしも汗だくでした。ゆっくり上ってようやく石段の頂上 やっと到着 鳥居があり、その左に石像がありました。獅子の像です。サイズ感や獅子の様子が神田明神の獅子と似ていると感じました。
石段を上がり切ったところからは、相模湾を望むことができます。この日はすこし霞がかかったような天候でしたが、快晴の時にはとても見晴らしがいいと思いました。
授与所に向かい御朱印をお願いしました。御朱印はすぐにいただけない場合もあるため拝礼前に御朱印をお願いするようにしています。
参拝されている方は、若いカップル、親子や家族、山登りのグループ等がいらっしゃいました。山登りの方は、きちんとした装備をされていました。ケーブルカーを使用せずに自分の足でここまで来られたのでしょう。ケーブルカーでお気軽な軽装で来ている方もいれば、山登りのきちんとした装備をされている方が混在しているのが面白いと感じました。下社拝殿で参拝した後、拝殿脇に中へ続く場所に気づきました。「大山名水入口」と書かれた看板がありました。中に入ると気持ちがいいです。外とくらべて温度が低いためか過ごしやすい場所です。中では御神水が湧き出ていました。
また、持ち帰り用のペットボトルが販売されていました。せっかく来たのだからとボトルを購入して御神水を頂いてきました。
ここからさらに奥へ進むと恵比寿様と大黒様の像がありました。
お二人の間に「一礼来福」と書かれていたので奥さんと一緒に拝礼してきました。福がきてくれたらうれしいです。
その後、再度 授与所で奥さんと一緒に絵馬を3枚購入しました。一枚は持ち帰り用、あと一枚づつお願いを書き込んできました。絵馬を吊るすところには合格祈願の絵馬が多くあったようでした。母親と一緒に合格祈願に来ている男の子がいました。
下社の場所から上社へは1時間30分と看板に書かれていました。のぼりは1時間30分、下りは60分
体力と時間に余裕があったら上社へも行きたいと思っていましたが、とてもそんな余裕はありませんでした。体力も時間もありませんでした。
拝殿から少し離れた場所に座ることができる場所がありました。奥さんと一緒にそこに腰を掛けてゆっくり休憩しました。体力を回復させて帰路につきました。石段を下りてケーブルカー駅まで行きました。すでに3組ほどケーブルカーを待っていました。足と目が悪いおじいさんとその奥さんとお孫さん。お父さんと子供。おばあちゃんとお母さんとお孫さんなどのグループでした。
足と目が悪いおじいさんは杖を突いていました。よく、この場所にお参りに来られたものだと驚きました。奥さんやお孫さんの支えがあるにはせよ、すごいなと思いました。ご本人もそうだし、奥さんもお孫さんもすごいなと思いました。そう考えるとこの場所がそれだけ魅力的な場所であることの裏返しと思いました。どんなに大変な参拝であろうとも行かなくてはいけない場所。ある種の使命感を持って参拝されているのだと思いました。
ケーブルカーで下社まで行けるので結構お気軽な参拝かと思っていましたが、全く違いました。まずケーブルカーに乗る前でも結構体力を消費してしまいます。ケーブルカーさ終点駅まで行ってもそこから下社まで行くには石段を上がらなくてはなりません。それも結構きついです。それなりの装備、服装で行かなくてはならない神社です。山の神様 ごめんなさい。次回の参拝時にはきちんと上社まで行けるように努めます。
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