大雄山 最乗寺

大雄山 最乗寺へ奥さんと一緒にいてきました。家からはまずバスで錦糸町まで出てそれから総武各駅で新宿まで行きました。新宿で小田急に乗り換え特急ロマンスカー小田原まで行きました。

夏休みで学生さんや子供連れの家族などで結構な乗車率、予想以上に混んでいました。斜め後ろに座っていた学生さんのグループはこれから湯河原あたりでバーベキューをしたりして楽しそうな会話が聞こえてきていました。「今が一番楽しい時期かも~」などと自分の学生時代の思い出とだぶらせていました。自分は表面上は硬派なので夏休みとかでも男友達としか遊んでいませんでした。男友達が女の子を誘った時は、「しかたないな~」風を装い内心「ラッキー!」と思っていました。

小田原からは伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り換えて終点の「大雄山」まで行きます。それからバスで「道了尊」まで行く予定でしたが、タクシーで最乗寺まで行くことにしました。バスの本数が少ないことと、最乗寺までは20分もかからないで到着できるようだったのでバスからタクシーに変更しました。

タクシーの運転手さんはお話好きでかなり話掛けてきました。私も奥さんもそのような付き合いは苦手ではないので運転手さんのお話にあわせていました。運転手さんは数か月まで小田原にいたのですが、今は大雄山に勤務となったようです。実は東京の荒川生まれで子供のころからバドミントンをしていたそうです。今のやっている風でした。なぜか運転手さんは「実はわたし今年で60歳の還暦なんですよ。」いきなり何を言い出すの?運転手さんは髪の毛は黒々としていてぱっと見40代といった感じでした。絶対、自分よりは年下と思いながらおしゃべりしていました。髪の毛は染めていると言っていましたが、結構びっくりしました。

タクシーは駅前から山の方へ向かっていきます。駅前には道路の脇に店舗が並んでいましたが、すぐに住宅街へと入り、さらに坂道を上るとあっという間に左右に見える景色が一変 森の中となりました。さらにどんどん登っていきます。路線バスとすれ違いました。さらにもぼっていくと少し道幅が狭くなります。ほんと20分もかからないで大雄山最乗寺へ到着しました。タクシーは、最乗寺の敷地内まで入り停車しました。下車したらすぐ近くに総合受付がありました。そこで御朱印の受付やご祈祷の受付もしているようでした。手水も下車した近くにありまずは手を清めました。

タクシーを降りた場所からは書院が近かったのですが、公開されていませんでした。書院の奥に本殿がありました。私たちは本殿で挨拶と参拝をしました。本殿は石段を登りお参りしました。実は数日前から奥さんの体調がいまいちでした。出かける朝も行けるかどうかわからないような感じでした。咳が出ていました。しかし、最乗寺に到着したらそんな様子がありません。山で元気をもらったような感じです。本殿へ行く石段も「登れるかな~?」と見ていましたが、全然平気な様子でした。

本殿の参拝を終えて奥の院へと行く参道がありました。石段を数段登りさらに奥へと行くと一層静かな空間が広がっています。周りの樹木は大きく育っていて日差しを遮り、夏でも涼しい場所となっています。右手の斜面の上に塔がありました。さらに参道を進みまた右手奥には瀧があります。きっと修行に使われるのだろうと思いながらさらに奥へ。突き当りに門が見えます。向かって右に大天狗、左に小天狗の立像があります。ここで守っているのです。門の名前は結界門であることを後で知りました。属世間と聖域の境目となっているのでしょう。大天狗、小天狗の像はともに迫力があり、邪悪なものを寄せ付けない力を感じます。門を入ると右の斜面の上に御真殿が見えます。

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