投資についてあれこれ③

今回は株について記述します。これも今から20年以上前の話です。

当時勤務していた先輩社員に株が熱心にやっている人がいました。仕事はそこそこにしてプライベートを大事にしているひとでした。金銭面ではかなりの節約家。お昼ご飯はファミレスの日替わり定食。ご飯は大盛りが無料のところしか行きません。ある日、たまたま行ったお店が大盛りご飯が無料でなかった店には二度と行かないと言っていたことを思い出しました。その先輩とは同じエリア担当していたため一緒に営業に出かけることも多かったです。営業車の中では株式情報のニュースを聞いていました。日経新聞も毎日読んでいました。わたしはこの先輩が好きではありませんでした。とにかくせこいひとでした。夜に飲み会があるとお昼ご飯は食べません。いざ飲み会が始まるととにかく食べる飲む。割り勘だととにかく割り勘負けしないように食べまくり飲みまくりします。エリアが一緒で同行で営業に行くこともけっこうありましたが、御馳走してもらったことはほとんどありません。ある日、今日はお昼ごはん おごるよ。・・・といったことがありましたが、領収書をもらい経費で落としていました。身近にいた株をやる人がこんな人でしたから、株をやるひとの印象は悪い。それから株はギャンブルとも思っていました。競馬も株もパチンコも同じギャンブルと当時は思っていました。馬券を買うこと、株券を買うこと・・・大差ないことと思っていました。

しかし、経験として株をやってもいいかなとも思っていました。大した預金もありませんが小額の株式投資をやってることにしました。当時、ネットで取引できる会社を探したら松井証券がありました。資料請求し口座開設をしました。今もそうですが株の知識はありません。考えるよりまず始める事と購入できる株を探しました。名前の知っている会社の株価でも数千円・・・買えるじゃん…と思っていたら最小購入株数100株以上・・・数十万のお金がいるじゃん・・・え~買えないじゃん・・・そんなことも知らなかったです。しかし、探すとあるもので数万円で購入できる株もありました。聞いたこともない会社ですが、まあいいやって感じでその会社の株を買いました。株価が上がればうればいい・・・という感じで安易に株を買ってしまいました。いざ株を買うと株価が気になります。毎日その会社の株価をチェックしていました。せっかく買った株ですがどんどん株価が下がっていきます。毎日、損が増えている・・・やばい・・・などと考えてストレスがたまる一方・・・ついにこのストレスに耐えられず株は手放しました。やっぱり株はギャンブルだったとの結論になりました。その後、いまに至るまで株はやっていません。

しかし、資産をいかにふやすかという視点に立つと株式投資はとても有効な手段であります。まして金利が低すぎる現状で資産を増やすためには、何に投資し資産を増やすかを考えなくてはなりません。

★株式投資 株式投資も勉強が大事です。株とは何か?株価とは何か?どのように決まるのか?株を持つことのメリットはなにか?株価が上下するメカニズム。マーケットのトレンド、流れ。また、勉強だけではなく、自分の人生設計、人生計画も決めておく必要性を感じます。十分な資産を持っていていつでも必要なお金を調達できる人は別ですが、わたしのような大した預貯金を持たない人はどうすればよいか・・・と考えると、今ある資産を少しでも増やす方法に取り組まなくてはならないです。投資に対して いつ、どのような結果を期待しているか?いつもまでにどの程度の資産が必要なのか?という見通しを立てて資産をどう増やすか。年金があてにならない今後、私たち世代には大きな問題です。年金だけでは生活できな時代が来るのは明らかです。ではどうする。そのための準備をしなくてはならない。リスクを最小限にしつつ、期待するリターンを手にすることに取り組まなくてはならない。

次回は外貨貯蓄などについて書きます。

 

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