投資についてあれこれ⑥

金融庁に投資についてのページがありました。https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html

今回はリスクについて勉強します。

リスク

リスクとは

投資には「リスク」があります。一言で「リスク」といっても、「リスク」にはさまざまな種類がありますので、それがどのような内容なのかを正しく理解しておくことが重要です。
投資における「リスク」の代表的な例を見てみましょう。これらの「リスク」はいわゆる「危険」や「損失」のことではなく「可能性」のことを意味している点に注目してみてください。

株価変動リスク 株(株式)の価格が上下する可能性のこと。
株価(株式の価格)の変動は、日本はもちろん、世界各国の景気や経済の動向、政治や経済の情勢のほか、株式を発行している企業の業績など、さまざまな要因によって起こります。
信用リスク(デフォルト・リスク) 株式や国債債券などを発行している国や企業が、財政難や経営不振などを理由に投資家から預かっていたお金(元本)や利息の一部または全部を返済する能力がなくなる可能性のこと。
流動性リスク 市場(マーケット)で金融商品を売りたいときに売ることができなかったり、希望する価格で売れなかったりする可能性のこと。
金利変動リスク 金利の変動によって、債券の市場価格が変動する可能性のこと。
金利が上昇すると、債券価格は下落し、金利が低下すると、債券価格は上昇します。
為替変動リスク 異なる通貨の為替相場の動きにより、外貨建ての円換算による金融商品の価値が変動する可能性のこと。
例えば、ドル建てで金融商品を持っている場合、為替相場が円高・ドル安に動いたときには、日本円で見たとき外国証券の価値が減少することになります。このドル建てで持っている金融商品の価格が、将来の円高・ドル安によって価格が減少する可能性のことを、「為替変動リスク」と呼んでいます。
さらに投資信託手数料について以下の記述があります。

投資信託にかかる手数料の種類

購入時にかかる手数料

販売手数料
(購入時手数料)

販売会社に支払う手数料です。販売手数料がない投資信託もあり、「ノーロードファンド」と呼ばれています。

保有時にかかる手数料

運用管理費用
(信託報酬)

投資信託の保有額に応じて支払う費用で、投資信託を保有している間は継続的に支払う必要があります。その内容は、「投資信託説明書(目論見書)」で確認できます。

監査報酬

投資信託が受ける会計監査等にかかる費用です。

売買時等にかかる手数料

売買委託手数料

投資信託が株などを売買する場合に発生する費用です。資産の組み替えの頻度が高い投資信託ほどこの費用がかさみます。

信託財産留保額

投資信託を信託期間の途中で売却(換金)する場合に生じる費用で「信託財産留保金」ともいいます。

その他の手数料や消費税

この他にも一部の投資信託では、解約時に販売会社に支払う「解約手数料」がかかる場合や、運用成績に応じた成功報酬を負担する場合もあります。これらの費用については、投資信託説明書(目論見書)などで確認するようにしましょう。また、販売手数料や運用管理費用(信託報酬)については、消費税がかかります。

続いて分散投資について以下の記述がありますが、かなり詳しく書かれています。何を分散したらよいかという切り口で書かれています。資産、銘柄の分散だけでなく地域や時間の分散についても書かれています。地域は日本だけの投資ではなく、外国への投資も検討すべしとされています。アメリカをはじめとする海外への投資は確かにリスクの分散となると思います。しかし、為替の変動によるリスクも重なるためさらにリスクが高くなると思います。

次回にはさらに深く勉強します。

 

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