2023年が始まります。今年はわたくしにとって節目の年、還暦となる年となります。本当にびっくりです。自分が幼いころの60歳はおじいいちゃん、おばあちゃんという印象でした。まさか自分がその年を迎えることになるなんて・・・ここで還暦について改めて勉強したいと思います。
まず還暦とは・・・ウイキペディアには以下の記述があります。
還暦とは干支(十干十二支)が一巡し誕生年の干支に還ることであり、満60歳(数え年61歳)のことである。人の年齢を表す場合が多い。本卦還りとも表現する。
年齢は昭和30年(1955年)過ぎまで「数え何歳」と表現されていた。数え年において年齢を加算する際の元日は太陰太陽暦1月1日 (旧暦)だが、昭和30年当時でも西暦の元日に「年を一つ重ねる」ことは定着しつつあったからか現在では還暦・古稀など賀寿を太陽暦に基づく数え方をする人が多く、数え年より満年齢を用いることが多い現在では還暦祝いを満60歳誕生日頃に行うことが増えつつある。
因みに数え31歳を半還暦・数え121歳を大還暦と表現する。
日本における還暦祝い
魔除けのため赤色産着が以前は使われていたので日本における還暦祝いでは「出生時に還る」という意味で赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を本人に贈る場合がある。
- 還暦を機に現役を引退する例も多く、満60歳で定年とする企業も多いが2000年以降は満65歳定年の企業も増えつつある。
- 還暦式 – 成人式のように還暦を第二の人生の出発として祝う「還暦式」と呼ばれるものが行われ始めた。2007年10月民間主導の佐世保市、地方公共団体が催した2005年11月の壱岐市や2008年10月の市川市などがその始まりである。
- プロレスは選手寿命が長いので現役中に還暦を迎える場合があり、ジャイアント馬場・ラッシャー木村などが「還暦記念試合」を行っている。試合日は満60歳の誕生日頃が多い。
西洋での60年祭
西洋では、ダイヤモンドを60周年の祝いに贈ったり、60周年の象徴とする風習がある。結婚60周年はダイヤモンド婚式ともいい、ことにヴィクトリア女王の即位60周年は、ダイヤモンド・ジュビリーとして盛大に祝賀された。
さらに干支について調べてみます。ウイキペディアには以下の記述があります。
干支(かんし、えと、中国語: 干支、ピンイン:gānzhī)は、十干と十二支を組み合わせた60を周期とする数詞。古代中国にはじまる暦法上の用語。 暦を始めとして、時間、方位、ことがらの順序などに用いられる。六十干支(ろくじっかんし)、十干十二支(じっかんじゅうにし)、天干地支(てんかんちし)ともいう。
概説
中国を初めとしてアジアの漢字文化圏において、年・月・日・時間や方位、角度、ものごとの順序づけを表すのにも用いられ、陰陽五行説とも結び付いて様々な卜占にも応用された。古くは十日十二辰、十母十二子とも呼称した。
起源は商(殷)代の中国にさかのぼる。日・月・年のそれぞれに充てられ、60日(ほぼ2か月)、60か月(ほぼ太陰太陽暦5年)、60年などをあらわす。干は幹・肝と、支は枝・肢と同源であるという。日本、朝鮮半島、ベトナム、西はロシア、東欧などに伝わった。日本に暦が伝わったのは古墳時代から飛鳥時代にかけてで、朝廷は百済より暦法や天文地理を学ぶために学問僧を招き、604年(推古12年)、日本最初の暦が作成されたと伝えられる。
日本では「干支」を「えと」と呼んで、ね、うし、とら、う、たつ…の十二支のみを指すことが多いが、「干支」は十干と十二支の組み合わせを指す語であり、「えと」は十干において「きのえ(甲)」「きのと(乙)」「ひのえ(丙)」「ひのと(丁)」と陽陰に応じて「え」「と」の音が入ることに由来するので、厳密には二重の誤りである。
10と12の最小公倍数は60なので干支は60回で一周するが、干支の組合せはすべての組合せの半数しかない。例えば、一覧01〜60で5回ある「子」のうちに、「甲子」はあるが「乙子」はない。これは、10と12に共通の約数2があるので、干支の周期が積の120ではなく、最小公倍数の60になるからである。
十干と十二支
十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類からなり、十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類からなっており、これらを合わせて干支と呼ぶ。十干十二支は戦国時代に作られた陰陽五行説よりもはるかに古い起源をもつので、陰陽五行説による説明は後付けであって学問的な意味はない。また生命消長の循環過程とする説もあるが、これは干支を幹枝と解釈したため生じた植物への連想と、同音漢字を利用した一般的な語源俗解手法による後漢時代の解釈である。鼠、牛、虎…の12の動物との関係がなぜ設定されているのかにも諸説があるが詳細は不明である。
次回に続きます。
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