日比谷神社

JR新橋駅から徒歩数分のところに日比谷神社があります。こちらの神社、知りませんでした。奥さんが知人の方と日比谷神社に行くという話を聞いた時は、日比谷公園の中に神社があるのだろうと思っていました。大きな公園の近くや中に神社があっても何の不思議でもないからです。しかし、違いました。日比谷というよりも東新橋でした。日比谷神社について調べてみました。ホームページがありましたが、神社の縁起等あまりかかれていませんでしたが、ウイキペディアには以下の記述がありました。

日比谷神社(ひびやじんじゃ)は、東京都港区東新橋にある神社である。

豊受大神(稲荷神)・祓戸四柱大神(瀬織津比売大神・速開都比売大神・気吹戸主大神・速佐須良比売大神)を祀る。旧称 日比谷稲荷明神。氏子地域には汐留も含まれる。

歴史

創建年代は不詳である。元は現在の日比谷公園内の大塚山に鎮座していた。慶長年間、江戸城の拡張に当たり、氏子とともに芝口(現在の東新橋)に移され、明治時代、鉄道(東海道線)の敷設に当たり新橋4丁目に遷座した。その境内地全域が計画道路の予定地にかかっていたことから、2009年(平成21年)7月31日に東新橋2丁目の国道15号(第一京浜)沿いに遷座した。

信仰

別名を「鯖稲荷」という。もともとは大塚山に在った頃、苦しむ旅人達に社務所を開放して無病息災を祈願を受けさせたところ霊験があったことから、「旅泊(さば)稲荷明神」と呼ばれていた。
新橋移転以降は「鯖」の字を当てた鯖稲荷となり、虫歯に苦しむ人が鯖を断って当社に祈願すると霊験があるとされ、成就すると鯖を奉納する習わしであった。

新橋には他に烏森神社があり、大祭は烏森神社と交互に隔年で行われる(ただし氏子地域は重複していない)。

氏子地域

  • 港区新橋二丁目18~21、三丁目22~24、四丁目5~21・24~27、五丁目7~11
  • 港区東新橋一丁目1・2・5~10、二丁目3・4・8・9・13・14

こちらの神社には『奇跡の御守』というものがあるそうです。その所以についてしらべてみました。お守り収集家のお守りコレクションBlogにその所以が書かれていました。(3度の危機を凌いだ奇跡にあやかる。日比谷神社の「奇跡の御守」 | お守り収集家のお守りコレクションblog (omamori-collection.com))

「奇跡の御守」の誕生は
日比谷神社の遷座の歴史に由来しています。

日比谷神社は古くは
旧麹町区日比谷公園の大塚山に鎮座していました。
1606年(慶長11年)に
江戸城築城にともなう日比谷御門造営により
芝口に移動となってしまいます。

1928年(昭和3年)には
1923年(大正12年)の関東大震災の影響による
都市計画区割整理の対象となり、
またもお引っ越し。
今度は愛宕下町2丁目へ。

さらに
2009年(平成21年)、
都市道路計画における環状2号線の建設によって
現在の東新橋2丁目へと移ることとなりました。

神社とは
地域の人々を守る氏神様や
土地を守る地主神の住居です。
神社が何度も移動するということは
その場所との縁が切れることを意味します。
それはあまり良いことではなく、
引っ越しをきっかけに
神社が消滅してしまうことも珍しくありません。

しかし日比谷神社は
いっしょに引っ越しを
余儀なくされた氏子さんたちや
崇敬していた当時の武家の人々によって支えられます。
そして現在では
新橋の各町内会、新橋駅前ビルの自治会、
汐留シオサイト地区の協力によって
氏神として尊崇を集め、
新橋の鎮守様としてあられます。

これがまさに奇跡なのです。
この奇跡のお福分けとして
「奇跡の御守」が誕生したというわけです。日比谷神社には
「クリスタル開運御神輿守」というのもあることから、
氷の世界観に特別な思い入れがあるのでしょうか。
「奇跡の御守」と双璧を成す「祓戸四柱守」も
氷のようなイメージを感じます。

意外なところに開運のアイテムがあるのかもしれませんね。

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