膝が痛くなりました。以前から慢性的に膝の痛みがありました。しかし、今回は今までとは違う感じでした。我慢ができない痛みです。サポーターで何とかごまかしていましたが、それでもだめです。ついに病院で診てもらうことにしました。自宅から近くにある整形外科に行きました。
レントゲンを撮り診断。老化による軟骨成分の減少で痛みを生じているとのことでした。軟骨に水分が減少しクッションの役目をはたしていないとのことです。軟骨に水分を入れるには加圧が必要でそのためには歩くことが重要なようです。そのため、散歩がいいみたいです。歩く時間を長くすることも大切なようです。
医者からのアドバイスを守り歩くことを意識しました。ある日、通勤途中の駅でホームに電車が入ってきました。あわてて走りました。走ったといってもジョギング程度です。ダッシュもしていませんが、膝が「ぴきっ」その瞬間、ひざに痛みが走りました。「やってしまった」と後悔。とにかく痛い。力が入りずらい。我慢してそのまま電車に乗りました。乗り換えの駅で下車し、階段を下りて乗り換えしますが、階段を普通に降りることができません。手すりにつかまり一段一段少しずつ下りないと痛くてダメです。その日は、そのままなんとか我慢してやり過ごしました。数日前に膝を固定できるガードテープ付のサポーターを購入しました。そのサポーターは結構優れものです。しっかり膝を固定し下りの階段も少しおりやすくなりました。固定できたためか膝の痛みの軽減できました。
数日、このサポーターのお陰でなんとか仕事に支障をきたしませんでした。しかし、何とかならないか。ずっとサポーターを着けるのはちょっと困る。長時間、サポーターを着けていたら膝の裏側に痛みやかゆみが出てきます。何とかしたいと思い違う病院へ行ってみました。
整形外科とリハビリをやっている病院でした。平日の午前中に行けたのですが意外と混んでいました。受付し、初診のアンケートを記入し、しばらく待機。そのうちに名前を呼ばれて診察室へ。まずはレントゲンを撮りました。前回行った病院と同じポーズで3パターの写真を撮りました。真上、横、正面からでした。ついでに追加メニューで骨密度も図ってもらいました。写真が撮り終わり診察。診断はやはり前回と同じでした。変形性膝関節症ということだそうです。医者からヒアルロン酸注射の提案がありました。注射は週一回 注射をすることを5週継続しその後は2週間に1回と頻度を減らし、またその後は症状により注射の頻度を下げるとのことです。試しに打ってみました。膝関節の軟骨に直接注射を差します。さすがに針が刺さると痛い。しかし、我慢できな痛みではありません。少し膝をさすってここでの診察処置は終了。股関節等、関節が固いと指摘されました。ストレッチや簡単な体操で膝の痛みを軽減できるようです。それを書いた紙をもらいました。病院へ行くときはサポーターを着けていましたが、帰りはサポーターなしで帰宅しました。ヒアルロン酸注射の効果にびっくりです。即効性が高い。膝の痛みはかなり軽減されました。一応、痛み止めの処方をもらいましたが、痛み止めを飲むことはありませんでした。
次の日、膝の痛みは全くないわけではありませんが、大幅に緩和されました。膝が痛い時は歩幅を小さくしないと歩けませんでした。階段の下りは手すりに体重をかけて腕で支えないと降りることができません。下り坂も厄介です。膝に重量がかからないように恐る恐る下ります。しかし、ヒアルロン酸注射をした後は、かなり歩きやすくなりました。歩くスピードは決して速くないですが、階段も下り坂も大丈夫です。少し痛みは走ることがありますが、何とか大丈夫。
しかしヒアルロン酸注射にはほんとにびっくりです。その即効性には驚きです。
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