諏訪大社様4

秋宮様、春宮様の参拝を終えてバスで上社前宮へ向けて出発。移動時間は約30分程度でした。下社は諏訪湖の北側にあり、上社は南側にあります。上社本宮前を通過して前宮へ到着しました。こんもりとした山のふもとに駐車場があり、道路に面した場所に石の大きな鳥居があります。鳥居をくぐり山の中へと進みます。石段を上がり右手に社務所がありました。さらに登ると右手に駐車場と休憩スペース。水車がありちょっとした公園となっています。この日は暑すぎて誰も遊んでいません。日陰となる場所がほんの少ししかありません。そこのベンチで休憩しているかたがひとりだけいました。またさらに坂道を登りようやく拝殿が見えてきました。拝殿の周りには大きな木々があり拝殿を守っていました。また、拝殿の右側には一の柱、左側には二の柱、その奥には三の柱。そして拝殿の裏を通り抜けると四の柱。そこから降りてくると一の柱に戻ってきます。今、4本の御柱に直接触れることができるのはこの前宮様だけです。今回、このバスツアーに一つの目玉です。前宮様は素朴な神社様です。きらびやかな神楽殿や拝殿があるわけでもなく、山の中腹にでんとご鎮座れされている姿はたぶん昔から変わりないのだろうと思いました。民とともにある神様なのだ。民に親しまれ、愛されている神様なのでしょう。

その日はとても天気が良かったです。空の青さがまるでアニメのようで、写真をとったら加工した画像のようになっていました。

その後、いよいよ最後の参拝箇所、上社本宮へと向かいます。バスで10分程度で到着します。下社は秋宮様と春宮様がほとんど同じ作りでした。神楽殿、弊拝殿つくり、配置が同じ、社務所の場所も同じような場所でした。そのため、上社も同じようになっていると勝手に思っていました。しかし、上社の本宮は前宮とは全く違っていました。道路に面した場所に大きな石でできた鳥居があり右側には土産物屋や軽食ができいるお店が並んでいました。さらに進むと二の鳥居 こちらも石でできています。鳥居の左に手水舎があり龍の口から水が出ています。その隣に明神湯があります。手水舎の龍とは全くテイストの違う龍がお湯を吐いています。

石段を登り右手の歩くと本殿にはいる門があります。門を入ると右手に授与所があります。授与所と向き合る形で弊拝殿がります。中央に弊拝殿、左に左拝片殿、右に右片拝殿と3つの拝殿を備えています。わたしたち一般参拝者は拝殿とその前にある斎庭を挟んで参拝所が設けられています。参拝所から斎庭、弊拝殿には一般参拝者は入れません。わたしたちが参拝した時はちょうど何かのご祈祷をされているようでした。中央に弊拝殿で宮司様が祝詞を上げていました。鐘や鈴の音が聞こえました。また、参拝所にはその様子を大きな木の札を抱えた男性が見守っていました。ご祈祷中は撮影禁止と書かれていました。この場所は山の一部を切り崩したようになっているのでまわりには大きな木々が弊拝殿を取り囲んでいます。夏の晴天の日で気温も高い日でしたが、ここは涼やかでとても気持ちがいい場所でした。「氣」がよい場所とはこのような場所なのだなと思いつつ境内をうろついていました。いつまで居たいなと思う空間です。神社はそのように思える場所がかなりあります。先日参拝した赤坂氷川神社様のそうでした。赤坂の都会にうっそうとした森があり、そこにご鎮座されている赤坂氷川神社様は癒しの空間です。

奥さんも本宮様の弊拝殿が気に入ったようでした。スマホを片手に何枚も写真を撮っていました。奥さんがとる写真にはたまに光の線が入ることがあります。太陽光による影響の場合もありますが、そうではない場合もある様です。奥さんは眷属が映りこんだものと説明します。いつもではないですが眷属がいるのが分かるときがあるようです。その場所の写真を撮ると不思議な光が映りこむようです。

神を信じ、人を信じ、自分を信じて最善と尽くすことが人生において大切な事。

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