諏訪大社様2

今回、日帰りバス旅行で諏訪大社様へ行ってまいりました。朝 新宿都庁近くのバス駐車場に集合。集合時間はあさの7時30分。バスは7時45分定刻に出発しました。首都高4号線で一路 中央道へ。しかし、夏休みに入った土曜日は大変渋滞してました。予定時刻より遅れる事約1時間。第一目的地の秋宮に到着しました。

鳥居の左に手水舎があります。手をすすぎ鳥居の前で一礼。秋宮様へお参りに参ります。参道を進むと根入りの杉が中央にそびえています。その後ろに神楽殿があります。神楽殿を参拝しその後 神楽殿の真後ろに弊拝殿があります。こちらも参拝して御柱を回りました。

一の柱と二の柱は弊拝殿の左右にそびえています。とても立派な柱です。しっかりと周りはガードされてみることはできますが、触れることはできません。また、三の柱と四の柱は立ち入り禁止域にそびえているため遠くから眺める事しかできませんでした。この柱は、もともと遷宮をしていた儀式を財政的な問題などで簡素化されたとか、聖域の結界を張るための柱だとか所説あるようです。

秋宮様には御神湯なるものがあります。ここからは湯が沸き流されています。40度以上あるので熱さに驚くひとが多いです。ここのお湯には霊的な力があるとの話があるようです。奥さんは水晶を洗いそのパワーを入れてました。

わたしたちが参拝していた時間帯がちょうどお昼頃でしたのでかなりの参拝者がいましたが、境内が広いので込み入っている感じは全くありませんでした。駐車場に止めている車は地元ナンバーから埼玉など首都圏の車もありました。

鳥居の右側には八幡社と恵比寿社がありました。こちらは時間の都合で参拝できませんでした。地元の方は結構ご参拝されているようでした。

秋宮様はとても落ち着いた雰囲気漂うよい場所でした。根入りの杉がとても存在感がありこの癒しの空間を支えているような印象でした。また、神楽殿、弊拝殿は落ち着いたたたずまいで安心感を与える存在となっています。古くから多くの地元の方々に愛された神社様であると感じました。

その後、バスで春宮様へ移動しました。所要時間は10分かかりません。

春宮様と秋宮様の神楽殿、弊拝殿の位置関係は全く同じでした。鳥居から境内に入り最初に目につく中央部に神楽殿がありその真後ろに弊拝殿があります。しかし、神楽殿は秋宮様は高さがあるのですが、春宮様の神楽殿は高さがなく威圧感を感じませんでした。逆に秋宮様の神楽殿は高さがあるため凛とした雰囲気を醸し出していました。また、当時は快晴、ほんとに空が青くてとても夏を感じる一日でした。

鳥居から境内は入りしばらく進んで左側に「万治の石仏」へ向かう脇道があります。近隣の民家の脇を通り小川を渡り進みました。すると「浮島社」がありました。小さめの鳥居とその奥に小さな社がありました。参拝した時に鳥居と社の間に正座をされた男性がいました。身の前に荷物を置き、中から何やら取り出していました。黒っぽい長いものが見えました。あまりじっと見るのも失礼と思い横目でチラ見して浮島社へ参拝しようと歩いていました。突然、笛の音が聞こえました。その男性が演奏を始めました。浮島社は周りに大きな木々が取り囲んでいるため太陽の日差しが直接届かないため昼間でも薄暗くて涼やかな場所となっています。そこでさらに涼やかな笛の音。なんかいい感じ~と感激。とっても得した気分でした。その男性がなぜそこで笛の演奏をされていたのかはわかりません。奥さんが言うには「あれは、天狗様じゃない。天狗様がわたしたちをからかっていたのでは?」

天狗様のいたずらはあるようです。昨年、岐阜の位山へ登ることがありました。わたしたち夫婦は何の装備もなく登ってしまいました。登山道をすれ違う人のほとんどは登山の装備です。しっかりした登山靴、着ている服も登山用の服です。そんななか街着で子犬をかかえた若い女の子が私たちの後方から登ってきました。あっという間に抜かれました。すれ違う時に奥さんと二言三言言葉を交わしたそうです。「昨日は雨だったので足元がわるですね。」その若い女の子はスピードを緩めることなくどんどん上へ登っていきました。地元の子はすごいな~などと奥さんと話していましたが、違和感がぬぐえません。なんでこんな場所にあんな軽装で?子犬を抱え?すごいスピードで登っている?おかしい。奥さんとの結論は天狗様のいたずらということに行きつきました。

 

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