大寒波の襲来で広い地域で大雪となっています。自分自身の雪の思い出でもっとも幼い時のものは幼稚園での思い出です。例年にない大雪で数センチ積もりました。幼稚園の園庭で写真を撮りました。幼い時の雪の思い出は楽しいものでした。それから時が流れ大学生の時の雪の思い出はスキーです。サークルの冬のイベントはスキー合宿でした。スキーをしている時にふぶかれると視界が悪くなるので嫌でした。しかし、夜にしんしんと雪が降る中、宿舎近くの居酒屋で日本酒を飲みながらの雪見酒は楽しいひと時でした。大学時代の雪の思い出も楽しいものが多いです。社会人となり結婚し子供ができ仲良しファミリーと一緒にスキーに行くようになりました。その当時、4WD車に乗っていました。多少の雪道はノーマルタイヤのままで平気でした。しかし、一度だけ肝を冷やしたことがありました。とあるスキー場へ行った時のことです。雪はさほど降っていませんでした。スキー場の駐車場へ車を止めようとした時でした。路面がカチカチ凍ていました。スピードを落としすぐに停車できるように運転していましたがゆるい傾斜のところで車が滑り停車しません。ブレーキを目いっぱい踏んでも止まりません。サイドブレーキも目いっぱい引いてやや減速、止まるまでもう少し。目の前に駐車している車のバンパーが迫ってきます。「もうだめだ。これ 当たる。」とあきらめました。頭の中で衝突後に何をしなくてはならないか・・・シミュレーションしました。幸いあと少しで衝突のところを免れました。ホッとしました。二度とこんな目にあいたくないと思いました。当たり前ですが、雪道走行時はスタッドレスをはかないといけません。
社会人となり営業の仕事をしていました。その時 2年間京都の担当をしていました。京都市内は皆さんご存じの通り寺社仏閣が多く、観光客も年間を通して多い街です。営業の仕事は車で得意先へ訪問するため、大きな祭りがあるタイミングでは移動に苦労することも少なからずありました。一度、紅葉の時期に嵐山方面の得意先へ行こうとしたのですが、観光バスやタクシーが大混雑。移動に普段より3倍以上の時間がかかったことがありました。京都の北部 日本海側も担当していたので雪道を車で走ることもありました。営業所は大阪にあり、自宅は神戸でした。そのため神戸や大阪から舞鶴方面へ移動することもありました。冬のある日、神戸の自宅から舞鶴へ直行する予定となっていました。前の日から降雪があり高速道路が通行止めになるかもしれない状況でした。幸いなことに通行止めにはなりませんでした。しかし、雪は降る続いていました。神戸から舞鶴に向けて北上するに従い雪の降る方がひどくなってきました。会社の車は当然 スタッドレスに履き替えています。タイヤのおかげで車体が滑るようなことはないのですが、視界がどんどん悪くなってきます。学生時代にスキー場で経験した吹雪をもっとひどくしたような視界の悪さです。どんどん車のスピードを落としてゆきました。高速道路を走っていますが、視界の悪さから時速20Km程度で走っていました。自分の車の前を走行している車は無いようでした。とにかく事故を起こさないことを考えて運転していました。何とか高速道路の出口までたどり着きました。そこから下道を走り目的得意先へ到着できました。得意先の支店長から「あんた、雪道慣れてないね。」といきなり言われました。車を駐車するときに手間取っているとこを見られたのか?と思いました。「はい、雪道はなれていません。」と返答するとその方は「長靴はいていないからね。」と言いました。確かに、個々の人はみんな長靴を履いていました。一通り商談が終わり帰ろうとしたとき「こんな雪の日は無理してこなくていいよ。」と優しく声をかけれくれました。見た目は強面の得意先の支店長からの意外な一言にホット心が和みました。京都北部の得意先訪問は月に多くて2回程度でした。なかなか訪問できないため朝は直行してより多くの得意先を訪問するようなスケジュールを組んでいました。その日も夕方まで得意先を訪問し、帰る時間にはすでに日が落ち雪の夜道を走ることになりました。昼間でも視界が悪い高速道路でしたが、夜はその数倍見づらい状況でした。高速道路をは思えないノロノロ運転で走行しました。地元の方はそんな状況でも平気でそれなりのスピードで走行していました。どんどん追い抜かれ行きました。追い抜かれるのも怖い感じがありました。追い抜かれてその車のテールランプを追いかけようとしてスピードを上げる事もありましたが、怖くてスピードアップできませんでした。とにかく事故を起こさない。この事だけを心掛けて運転してました。1時間以上緊張して運転していたため、パーキングエリアで休憩しようと思いました。ほどなく表示がありパーキングエリアへ入りました。視界が悪いと車線が見えない。どこをはしているかわからない時が何度もありました。パーキングエリアには雪が結構積もっていました。先にりようした車が作った轍を走りひとやすみ。緊張しまくりで疲れました。適度に休憩は必要です。
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