雪道運転ご注意

車を運転していて視界が悪いととにかく怖い。事故を起こすのではと緊張する。夕方 日没間際に太陽に向かって走らなくてはならない時、急な豪雨、外灯のない夜道いろいろなシーンがあります。夜、吹雪の車の運転はできれば避けたいシーンです。

営業の仕事をしていた時、京都北部を担当していました。冬のある日に得意先訪問が終わり帰宅するころにはすでに夜。その日は強く雪が降る最悪の天候でした。慣れない雪道の運転で疲れ切っていました。自宅のある神戸まで戻るため高速道路を利用しました。とにかく視界が悪いので超低速運転ノロノロ走っていました。フロントガラスに雪がどんどんぶつかり前が見えない。車線も見えない。自分の車がどこを走っているのかわからないような感じになる事も何度もありました。「少し休もう」パーキングエリアに車を止めてしばらく休憩。ぐったい放心状態。エンジンを切らずに車の中でしばらく休憩。「行けるときに行っておこう」トイレで用をたしたのち車に戻りました。ほんの数分でしたが車に雪が積もっていました。「これはやばい」このままでは埋まってしまう。慌てて車を発進し。再び高速道路をノロノロ運転。なんかするに従い雪の降りは緩まり神戸市内に入るころには雪は止んでいました。こんなに天気が違うのかと驚きました。

その後転勤して名古屋支店勤務となりました。統括エリアは愛知、岐阜、三重、福井、石川、富山。冬に北陸方面へ行きこともありました。当時、管理職となっていたため自ら運転して北陸方面へ行くことはありませんでした。担当している営業マンと同行することは何度かありました。北陸方面を回るときは、名古屋から福井や金沢まで電車で移動しました。現地でレンタカーを借りて得意先回りをしていました。豪雪の時は、得意先へ訪問している間に積雪してしまい、レンタカーのフロントガラスの雪を排除してから出発するようなこともありました。雪道走行では急発進、急ハンドル、急ブレーキは厳禁です。車がコントロールできなくなることを避けて運転しなくてはなりません。当時、北陸を担当していた営業マンは結構大胆な方でした。雪道でもいつもと変わらぬ運転をします。結構急ブレーキを踏む方でした。自分より一回り以上先輩の方でしたの運転に気を付けてもらうようにやんわりと言っていました。それでも雪道でも急ブレーキを踏むことがありました。しかし、スリップしたりするようなことはありませんでした。助手席にわたしはビビッていましたが。車とタイヤの性能が良いのだなと感心しました。事故が起きるのは運の良しあしかもしれません。名古屋支店勤務時の若い営業マンが事故を起こしました。高速道路の合流地点での接触事故でした。車両に大きな被害がありました。幸いケガはありませんでした。その合流地点には数日前に降った雪が残っていたようです。それが事故にどう影響したかは定かではありません。しかし、全く影響がなかったとは言えないと思っています。

いま全国各地で大雪による被害のニュースを見ます。豪雪で道路が使えない、車が動かない、スリップ事故、視界が悪いための追突事故、飛行機が飛ばない、転んでケガをするなど  不要不急な外出は控えるべきなのでしょう。考えられる対策はしなくてはいけないのでしょう。しかし、避けられない事故、被害を被ることもあるのでしょう。これは運命?宿命なのでしょうか?備えを考えるとき震災を連想します。東京でも近い将来 首都直下型の地震が高い確度で発生するとの報道があります。それに備えておかなくてはいけないと思います。また、いまコロナ災禍の大変な状況も重ねっています。個人個人のできうる限りの備えが必要なのでしょう。

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