風しん無料クーポン券

先日、風しん無料クーポン券が届きました。昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、公的に風しんの予防接種が行われていないらしいです。確かに風しんの予防接種を受けた記憶はありません。今の住まいは江戸川区ですが、こちらに引っ越す前は世田谷区にいました。その時にもクーポン券が届いていましたが、予防接種は受けませんでした。自分が風しんに感染した場合、周りの人に迷惑をかける可能性があるので今回は受けようと思っています。当初は平成31年4月から3年間、実施されたようですが、実施期間が延長されたため今回無料クーポン券が届いたようです。

さてどうしたらよいのか・・・実施場所は全国の協力医療機関が厚生労働省のHP『風しんの追加的対策について』のサイトに詳細が書かれています。『クーポン券を使用できる医療機関のリストはこちら』と文字が反転しているところをクリックすると都道府県を選ぶページにジャンプします。東京をクリック 医療機関の名称、住所、電話番号などが記載されたPDFが出てきます。・・・あれ・・・予想と違いました。抗体検査などの予約ができるサイトへジャンプすると思っていました。ちなみに東京都は133ページありました。大阪府は92ページありました。高知県は6ページでした。どうやらクーポン券が利用できる医療機関へ個人で直接連絡を取り風しんの抗体検査をしたうえで予防接種を受けるみたいです。

そこで今住んでいる江戸川区役所のHPで風しん予防接種について調べてみました。『予防接種に関するお知らせ』のページがありました。予防接種を受けるひとにむけて

・医療機関によって受付日や受付時間が異なりますので、事前に各医療機関へお電話でご確認ください。
・予防接種を受ける際は、接種前に健康サポートセンターで予診票の交付を受ける必要があります。
※予診票の交付を受ける際は、抗体検査の結果と接種を受ける方の身分証が必要です。

事前に自分が受けたい医療機関へ電話しなくてはいけないようです。また、予防接種を受けるときは、接種前に健康サポートセンターで予診票の交付を受ける必要があるとなっていて面倒。健康サポートセンターを調べたら住んでいる場所により所轄するセンターが違うようです。休館日は土曜、日曜、祝日 年末年始・・・土日祝日にやっていないとなると予診票の交付は受けれないのでは???ここにも平日に電話してみないとわかんないようです。

比較するのはおかしいかもしれませんが新型コロナワクチン接種の方が、断然 やりやすいです。こんな面倒なら風しん予防接種は受けないかも・・・

風しんについて調べてみました。厚生労働省に風しんについて書かれていました。風しんについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

風しんとは

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。

風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。

症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。

また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。

発生状況

かつてはほぼ5年ごとの周期で、大きな流行が発生していましたが、平成6年以降の数年間は大流行がみられませんでした。しかし、特に平成14年からは局地的な流行が続いて報告されるようになり、平成15年~平成16年には流行地域の数はさらに増加し、例年0~1名であった先天性風しん症候群が10名報告されました。これを受けて、厚生労働科学研究班による緊急提言別ウィンドウで開くが出され、予防接種の勧奨、風しんり患妊娠女性への対応、さらに流行地域における疫学調査の強化がなされ、その後、風しんの流行は一旦抑制されました。

ところが、平成23年から、海外で感染して帰国後発症する輸入例が散見されるようになり、平成25年には累計14,344例の報告があり、風しんが全数報告疾患となった平成20年~平成25年では最も多い報告数となりました。この流行の影響で、平成24年10月~平成26年10月に、45人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。その後、平成26年から平成29年にかけては、各々年間319例、163例、129例、93例の報告があり、平成23年以前の水準に落ち着いていたものの、平成30年には7月下旬頃から関東地方を中心に患者数の報告が増加しています。

厚生労働省は、風しんに関する特定感染症予防指針を改正(平成29年12月21日一部改正、平成30年1月1日適用)し、風しん及び先天性風しん症候群の発生時に迅速な対応ができるよう、風しんの患者が一例でも発生した場合に、感染経路の把握等の調査を迅速に実施するように努めるとともに、原則として全例にウイルス遺伝子検査を実施することで、確実に風しんを診断することとしています。また改めて定期予防接種に対する積極的な接種勧奨を行うとともに、妊娠可能女性とその家族への予防接種の推奨、また産褥女性に対する風しん啓発を行っており、2020年度までに風しん排除の達成を目指しています。

風しんの感染症発生動向調査に基づく最新発生報告数は、定期的に国立感染症研究所ウェブサイト別ウィンドウで開くに掲載されます。また風しんに関する情報は、国立感染症研究所感染症疫学センターのウェブサイト別ウィンドウで開くで確認することができます。

感染症は感染した場合、自分だけでなく周りのひとにも迷惑をかける可能性があるので可能な限りの予防策を講じる必要があるともいます。

 

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