11月8日

11月8日は語呂合わせで「いい歯」ということで「いい歯の日」らしいです。ウイキペディアには以下の記述があります。

いい歯の日(いいはのひ)は、1993年(平成5年)に、日本歯科医師会によって制定された記念日。11月8日。「11(いい)8(歯)」の語呂合わせを元にしている。

同時に、よ(4)い(1)歯(8)の語呂合せを元に、4月18日を「よい歯の日」に制定した。

概要

6月4日の「むし歯予防デー」は昔から各地で行われていた。どちらかというと子供のむし歯を対象としたイベントであった。「子供達の様に学校で定期的な歯科検診を受けることのない、歯周病罹患率の高い大人やお年寄りなども広く対象とした、歯科啓蒙活動、歯科検診などを行うイベントができないだろうか」「年に1度、6月の春に行われる『むし歯予防デー』だけでは足りない」「秋頃にむし歯・歯周病など幅広いジャンルのイベントを行うべきだろう」と、25年前に十勝歯科医師会の会長だった林博道が提唱した。11月8日で『いい歯の日』、ゴロも良く、1985年(昭和60年)に十勝で『いい歯の日』が誕生した。

また、いい刃として刃物の日でもあります。ウイキペディアには以下の記述があります。

刃物の日(はもののひ)は、岐阜県関市の岐阜県関刃物産業連合会の提案により制定された刃物の記念日である。

旧暦11月8日に鋳物師、鍛冶屋、石工など鞴(ふいご)を用いる職人が行う祭りである「ふいご祭り」が全国的に行われている事と、「イイハ(118)」の語呂合わせにより、1996年(平成8年)4月に全国の主要刃物産地(9産地)が日本記念日協会に登録した。

刃物に感謝する日として、岐阜県関市の関鍛冶伝承館敷地内の刃物塚では使えなくなった刃物を供養する刃物供養祭が行なわれる。

鞴祭りには神社本庁に以下の記述があります。

ふいご祭と鋳造式

富山県 有礒正八幡宮 平成24年~27年実施

令和2年03月06日

実施状況の詳細

[背景]
当社の氏子町内の1つである金屋町は、加賀藩主前田利長公が鋳物師を呼び寄せて開かせた町で、高岡鋳物発祥の地として約400年の歴史があり、この町内の守護神として、「大己貴神、石凝姥神、日本武尊、前田利長命」の四柱が当神社の御祭神として合祀されている。毎年6月19日・20日(利長公のご命日)には「御印祭」が斎行され、四柱の神々が金屋町に渡御され、鋳物師の作業歌であった「弥栄節(やがえぶし)」の町流し(1000人程の参加)が行われるなど、金屋町の祭りとして盛大に行われている。一方で毎年11月8日には鋳物師・金属工業関連業者の祭りである「ふいご祭」も斎行しているが、銅器関係者など10名程度の参列しかなかった。
平成23年には、その金屋町が開町400年を迎えるにあたり、「神社で祭事をしたい」との意向を受けて、境内で鏡を実際に鋳造する「鋳造式」の開催を提案し、11月8日に「ふいご祭~金屋町開町400年祭並びに御神鏡鋳造式~」を斎行した。当日は市長を始めとして約80名の参列と約40名の見学があった。全国のふいご祭では、刀鍛冶が玉鋼を打つ神事が多く見受けられるが、当地の鋳物師は古くから鍋・釜・火鉢などを生産しており、神事では鏡作りの祖である石凝姥神の御神徳を仰ぎ、鏡を鋳造することとした。この祭典に合せて、神事に使う「ふいご」(古式の送風機)と「炉」が金屋町から奉納された。
[振興対策の指定を受けて]
振興対策の指定を受けたことを契機として、鋳造式を毎年開催するための組織である「ふいご講」を新たに設立した。神社側が主導し、伝統産業高岡銅器振興協同組合や高岡銅合金協同組合など金属関係の組合4団体(傘下の企業は約250社)の役員と金屋町自治会(200世帯)の役員をもって構成した。
社殿での祭典では、神職による「火きり」も行い御神火を灯した。祭典終了後に境内に祭場を移し、御神火を種火として炉に火入れを行い、若手鋳物師4名の手により御鏡を鋳造した。24年度は古来の製法である「惣型」で御鏡を鋳造し、25年度は現代の製法である「生型」にて十文字槍(利長公がこの槍を愛用されたとの故実から)を鋳造し、26年度は「なぎなた」の刃(獅子舞に使用する薙刀)を鋳造した。
3ヶ年とも祭典への参列者は80名程であるが、鋳造式の一般見学者は100名を超える。
地元の小学校にも見学を呼びかけ、3校から5学年生計100名が伝統産業の教育の授業の一環として見学にやってくる。鋳造式終了後には、鋳物師の指導のもと、小学生に「ふいご」を触らせ、鋳造作業を体感させている。
高岡銅器の発展に寄与したいとの思いから、祭典当日及び周辺の週末に、社務所内で「銅器作家による作品展」、境内では「高岡銅器掘り出し市」を開催している。
また古くから「ふいご祭」の日に鋳物師がみかんを振舞っていたという故実から、祭典日にはみかん300㎏を振る舞い、また鏡に因んで丸餅の振る舞いも行った。若い年代にもふいご祭に興味を持って貰おうと、地元アイドルグループのミニライブも開催した。
祭典奉仕者を集めての慰労会は、鋳物師にとっての縁起物である秋刀魚を食しながら開催している。

コメント

タイトルとURLをコピーしました