2001年9月11日 アメリカ同時多発テロ事件が起きました。ショッキングな事件です。事件はテレビのニュースで知りました。アメリカで飛行機事故が起きた。その速報が流れNHKをはじめ各局が特番でそのニュースを伝えていました。午後の10時くらいでニュースステーションなど各局報道番組の時間帯でした。事故が起きた場所の生の映像を流していました。事故現場は世界貿易センタービル。昔、こどものころに見た本でその当時 世界で最も高いビルとして紹介されていました。行ったことはないですが、知っているビルでした。こんなビルに飛行機が衝突するなんて・・・ビルからは黒い煙が上がっていました。しばらくその映像を見ていたら飛行機が画面に映りこんできました。あれれ・・・と思った次の瞬間 その飛行機がビルの突っ込んでいきました。「え~。まじかよ。」本当にびっくりしました。本当に映画のワンシーンのようでした。ツインタワーの両方のビルに飛行機が突っ込み、両方のビルから黒い煙がどんどん湧き出ていました。報道番組の司会者もかなりの衝撃を受けた様子でした。依然としてテレビはその現場の様子を映していました。しばらくしたら一方のビルが飛行機が衝突したところから上部の方から崩れ始めました。そしてもう一つのビルも同じように、崩れたビルを再現しているように同じように崩れ始めました。あっという間に世界で一番の高さを誇ったビルがなくなりました。こんな簡単に崩れるの・・・映像の伝える力は強いです。その衝撃も強いです。こんな映像を見てしまうなんて・・・そんな時代を生きているのだと感じました。
1990年に起きた湾岸戦争 その攻撃の様子がテレビで流されたことがありました。これも衝撃的でした。ミサイルが次々に発射される様子、建物に着弾し爆破する様子などの画像が流されました。まるで映画のワンシーンです。
アメリカ同時多発テロ事件の首謀者は、イスラーム過激派テロ組織「アルカーイダ」の指導者ウサーマ・ビン・ラーディンとされ、アメリカは「アルカーイダ」の殲滅と指導者ウサーマ・ビン・ラーディンの暗殺にやっきになっていました。「アルカーイダ」のアジトを攻撃する画像も何度も見ました。これもまるで映画のワンシーンでした。
子供のころテレビを見ていたら何やら騒がしい様子が映っていました。クレーンにつるされた大きな鉄球が住宅にぶち当たっている映像でした。機動隊の隊員が大勢映っていました。浅間山荘事件の様子を生放送で伝えている映像でした。
月面着陸の様子もテレビで見ました。月に初めて人類が降り立った瞬間です。ゆっくりとした人の動きが滑稽に思いました。また、月面をぴょんぴょん跳ねる人の様子もテレビで見ました。
1995年1月17日 阪神淡路大震災が起きました。その日は月曜日、休み明けで早めに会社へ到着しました。その当時、神戸に本社がある会社の東京支店で勤務していました。会社には8時前に到着していました。何やら騒がしい様子でした。どうやら関西方面で大きな地震が起きたらしいとのことでした。上司からは社員は全員会社で待機するようにとの指示と同時に関西方面に家族がいるものは急ぎ連絡を取るようにとの指示がありました。会社の電話を使ってもよいとのことで実家に電話しましたが一切通じません。また、本社へ電話しても通じません。しばらくして本社から電話があり、会社や工場、倉庫の様子が少し判明しました。聞いた範囲でもかなりの被害が出ている様子。その日の商品出荷なんてできる状況ではありません。とりあえず上司からの指示に従い、お得意先へ状況報告の一報を入れました。あっという間に2時間ほどが過ぎていました。そのうちテレビ神戸の様子が映されました。阪神高速道路が倒壊していました。またあちらこちらで火の手が上がっています。ショッキングな映像が流れました。
2011年3月11日 東日本大震災が起きました。当時、名古屋で勤務していました。午前中に仕事を終えて一旦 名古屋支店へもどりました。戻ったら東北で大きな地震があったとのこと。応接室にあるテレビを名古屋支店のみんなで見ていました。NHKでは地震の報道が流れていました。ライブで現地の様子が流れました。東北のどこの様子かわかりませんが海沿いの道を映していました。大きな波が道路を覆います。その道を走っている車が映ります。来てはダメ。波にのまれる。波は何度も道を覆います。車はどんどん進みます。ついに車は波にのまれてしまいました。あ~・・・波が消えたあとに車が残っていました。車は動いていました。どんどん進んで波が当たらないところまで避難できました。よかった。また、違う場所の映像が流れました。川なのか海なのかわかりません。住宅の屋根が流されています。車も流れています。家の一部か木材が流れています。屋根に人がいます。その屋根も流れています。この人いったいどうなるのだろう。船が陸に打ち上げられています。海岸線からかなり離れた内陸です。その船は決して小さな船ではありません。遠洋まで出られるような大きな船です。それが陸に打ち上げられているのです。津波の被害の大きさを語っています。それもこれもフィクションの世界、映画のワンシーンのようでした。
幾度となく繰り返される災害 そこからどう立ち上がる 試練は尽きない でも諦めるな 生きろ それが人生 言うは易し
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