日吉大社

日吉大社へ参拝に行ってきました。

今回の神社仏閣参拝ツアーは1日目に延暦寺し、2日目に京都市内の八坂神社、仲源寺(目疾めやみ地蔵尊)、市比賣神社、豊国神社、三十三間堂へ参る計画でした。新幹線の中で奥さんと延暦寺への行き方を調べていたら近くに日吉大社がご鎮座されていることがわかりました。わたくしの勝手なイメージではもっと大阪寄りのところにご鎮座されていると思っていました。JR京都駅から延暦寺へ行くには、JR湖西線で比叡山坂本駅まで行きそこからバスでケーブル坂本駅まで行きます。このバスでケーブル坂本駅に手前に日吉大社がご鎮座されていることを知りました。「近いじゃん。行けるじゃん。」と行くことで急遽予定変更して日吉大社へ伺うことにしました。

日吉大社は日枝神社、山王神社、日吉神社の総本宮です。ご由緒についてはホームページに以下の通り書かれています。「比叡山の麓に鎮座する当大社は、およそ2100年前、崇神天皇7年に創祀された、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の護法神として多くの方から崇敬を受け、今日に至っています。」

新幹線で京都駅に到着し、荷物をコインロッカーに預けて身軽にしてから湖西線に乗り換えました。京都駅から比叡山坂本駅までは17分程度で到着します。そこから江若交通 41番「ケーブル坂本駅」行きのバスに乗ります。駅前ロータリーから左折しすぐにJRの高架をくぐりまっすぐな緩やかな坂道を登ります。5分程度で日吉大社前のバス停に到着。さらに坂道を歩いて登ると日吉大社の鳥居が見えます。

鳥居をくぐると右手にお堂がありました。元三大師堂と書かれていました。元三大師がんざんだいし(919~985)は、比叡山の高僧で、荒廃した比叡山諸堂の復興など数多くの功績を上げられたことから比叡山中興の祖として崇められております。また、おみくじの創始者としても有名です。良源りょうげんというのが生前の名でありますが、元月がんげつ三日(一月三日)に入滅されたことから、元三大師の通称で広く親しまれており、生前に人並みはずれた霊力と様々な姿に変じて人々を救ったという言い伝えが今でも伝承されています。

参道に戻ると受付があります。こちらで拝観料を支払い境内に入ります。日吉大社には二つの本宮があります。西本宮と東本宮です。それぞれ御祭神はことなり西本宮は大己貴神(おおなむちのかみ大物主に同じ)、東本宮は大山咋神(おおやまくいのかみ)。また、5つの摂社があり 牛尾宮:大山咋神荒魂 – 大山咋神の荒魂、樹下宮:鴨玉依姫命、三宮宮:鴨玉依姫命荒魂 – 鴨玉依姫命の荒魂、宇佐宮:田心姫神、白山宮:白山姫神。

わたしと奥さんは初めに西本宮へ参りました。

本殿、拝殿は歴史を感じるものでした。周りの木々も大きく育っていることからもその歴史を感じます。三連休の初日だったせいか結構参拝されている方を見かけました。家族、カップル、親子等々。女性一人で来られている方も数名いました。拝殿の隅の方で祝詞を上げてらっしゃる方も見かけました。私たちは拝殿で参拝をして授与所で御朱印、縁起物、おみくじなどを授かりました。その後、東本宮の方へ歩いて行きました。その途中には摂社が置かれています。宇佐宮、白山宮は摂社にしては大きな本殿を構えていました。それぞれ御挨拶をして東本宮へ参りました。

こちらも参拝者は少なからずいらっしゃいました。おじいさん、おばあさん、お父さん、おかあさん、お孫さん 家族で参拝されている方々がいました。また、学生カップルもいました。わたしたちも参拝いたしました。東本宮の周りには摂社があり西本宮とは違いちょっとにぎやかな雰囲気があります。本殿の左側に霊水を頂ける場所があります。ただし飲用ではないようです。

歴史があり古くからご鎮座されている、昔から多くの人々から愛されている神様であると感じました。

その後、私たちは延暦寺に向かいました。

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