八坂神社で参拝を終えたのは丁度お昼ごろでした。朝ご飯をホテルでしっかり食べていたのでお腹はさほど空いていませんでした。しかし、暑さでちょっと休憩したいと適当な場所はないかと思いました。また、次の目的地の市比賣神社への行き方を調べるためにどこかで一息つきたいと思っていました。「祇園」の交差点の角に喫茶店がありました。早速 そこへ入って一休み。今日とは市営バスを上手く使えたらかなり便利だと思います。「KYOTO BUS CHECKER」というアプリがありました。それで調べたらここからバス1本で近くまで行けることがわかりました。バスの時間にあわせて喫茶店を出てバス停で待っていました。時刻表の時間から数分遅れてバスは到着。PASMOやSuicaも使えるのでとても便利になっています。料金は後払いです。前の日に比叡山延暦寺でシャトルバスを利用しましたが、こちらのバスは乗るときと降りるときと2回タッチが必要でした。しかし、京都市内を走る市バスは定額なので降りるときに1回タッチでOKです。
バスが遅れていることから道が混んでいる事が分かりました。ということは結構ひとが出ているということです。バス利用の場合、時間帯によってはかなりの遅延が予測されます。
「祇園」からバスに乗って10分程度で「河原町五条」に到着。そこから徒歩10分かかるかかからないかで市比賣神社を発見。
市比賣神社は河原町通りをすこし西にはいった住宅地にあります。集合住宅の下をくぐり参道を進むと本殿の前に着きます。女性にご利益がある神社です。参拝されている方はほとんど女性でした。二人連れの若い女性が数組いました。また、女性一人で参拝されている方もいました。いろんな意味でとてもユニークな神社でした。道を挟んで反対側の神社の車庫前には灰皿がありました。奥さんもわたしも喫煙者なのでとてもありがたいです。そこで一服して次の目的地 豊国神社へ向かうことにしました。グーグルマップで検索したら徒歩20分程度となっていました。意外と近いと思いましたが奥さんがだいぶん疲労していました。河原町通りにでてタクシーを拾い豊国神社へ向かいました。タクシーで5分程度で到着しました。
石の鳥居をくぐり境内に入りました。なぜかこの日は境内でフリーマーケットが開催されていました。一足300円均一で靴を販売している店があったり、家の不用品を集めたような店があったり。しかし、お店の人は売る気があまりないようで店員がいない店もありました。天気がくもりがちで雨が降る予報が出ていたせいかもしれません。豊国神社は京都国立博物館と隣接していて京阪電車の七条駅からも近い場所にあります。国宝の唐門が有名なようです。元は南禅寺塔頭金地院にあったもので、豊国神社再建にあたって金地院から移築されました。そもそもは以心崇伝が寛永4年(1627年)に江戸幕府から二条城の唐門を譲り受けたもので、その前は伏見城にあったとも伝えられています。なお、金地院はこの唐門を豊国神社に移築した後、その跡地に大徳寺にあった明智光秀が寄進した明智門を入手し、移設しているそうです。鳥居は石でつくられており、唐門、本殿など建築物は色目がないのでおのずと落ち着いた雰囲気が漂います。天気も曇りだったのでいっそうそのような感じになっていました。
いつも通り参拝前に御朱印をお願いしました。この時は手書きで御朱印を頂戴しました。縁起物もいろいろありました。絵馬と出世ぞうりを授かりました。天気は今にも降り出しそうな感じになっていました。しかし、昨日から雨の降る予報でしたが何とか降らずに助かっていました。次の目的地は三十三間堂。歩いて数分で到着できる距離です。
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