転職経験談②

特に考えもなく取得できる資格と考え宅建受験を決めました。さほど興味のなかった宅建だったためか中々勉強は捗りませんでした。覚えることがたくさんあるができない。試験までどんどん時間だけが過ぎてゆく。焦りが焦りを呼ぶ。勉強しなくては。仕事も手を抜けない。勉強する時間を確保できない。役職定年で退職を決めたため、転職の準備もしなくては。どんどん焦ることが増えてゆく。「こんなことしていていいのか?」「今やるべき最優先事項は?」・・・・・・・・・

結果、宅建の試験に落ちました。目的意識が低くての行動は良い結果をもたらさない。逆に強い思いがよい結果をもたらすことがあります。数年前に2年上の先輩が宅建に合格しました。その先輩は仕事の出来はそこそこですが、出世が遅れて管理職にはなれませんでした。その方と同期入社の先輩は全員、管理職になりましたが、その方はなれませんでした。そのことが宅建合格のモチベーションとなったと聞きました。疲れて勉強ができないときに「なにくそ」「見返してやる」との強い思いが合格へ導いたと言ってました。

わたしは宅建をなめてました。自分がどうなりたいのか?何をしたいのか?きちんと計画を立てることが大事だったと今は思います。

転職をするなら「どんな仕事に就く」「どの業種で働く」「いつ転職する」など具体的にスケジューリングすることが大切です。また、自分に何ができるか?今までの経験、経歴を棚卸する必要があります。結局、ぼんやりした目標しか持っていなければ活動も焦点が定まらない「ほわん」としたことにしかなりません。転職活動では自分主導での活動が大切です。受け身では何も進みません。すぐにヘッドハンティングされるような華やかな経歴を持っている人以外は、しっかりと計画立てて動かないとだめだと思います。

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