1月13日

1月13日は・・・ピース記念日/たばこの日(日本の旗 日本)

1946年1月13日に高級たばこの「ピース」が10本入り7円で初めて発売されたことに由来。

たばこのピースはおばあちゃんが吸っていたたばこでした。おばあちゃんは本家に2階で暮らしていました。自分の記憶ではいつも布団で寝ている姿が印象的でした。枕元には水、くすり、ちりがみと缶ピースがいつもおいていました。ごくまれにたばこを吸っていることがありました。独特な香りが幼い自分でも覚えていました。時代が過ぎて自分の成人し喫煙するようになりました。ある時ピースのプレミアム商品が発売されるということで商品見本が配られていました。興味本位でそれをもらい吸ってみました。火をつけて吸うと昔の記憶がよみがえりました。正月にお年玉をもらうために本家の2階のおばあちゃんの部屋へ行った時の記憶でした。ふすまを開けたその瞬間にピースの香りが鼻を突きました。その記憶でした。

ピースについて調べてみました。ウイキペディアには以下の記述があります。

ピースPeace)は、日本たばこ産業が製造・販売する日本を代表する紙巻たばこ銘柄の一つである。

商品概要

本銘柄は、パッケージあたりの封入本数括弧書き、フィルターの有無、外装、本数、風味、ニコチン・タール量などが異なる数種がある。本場バージニア葉を主体に国産優良葉をブレンドした国産初の本格的バージニアブレンドタイプで、バニラ豆のバニリン風加香を施した「ほのかに甘く華やかな香り」と深みある風味である。

1箱の入数が10本と少ないため、自動販売機では『ホープ』と同様に2箱1セットでの販売が原則となっている。そのため、300円(2022年2月現在の価格)で1箱だけ購入することができず、購入するには600円を投入する必要がある。ただし、1箱売りしている自動販売機もないわけではないし、コンビニエンス・ストアやたばこ店等店頭販売では単品購入が可能である。

歴史

  • 第一次世界大戦後の1920年に平和が訪れた記念として『ピース』という銘柄の煙草が発売されるが、諸事情により販売が途絶える(廃止ではなく停止。その後の戦乱も影響し、そのままうやむやの内に事実上の廃止となる)。
  • 第二次世界大戦終了の翌年である1946年1月13日、現行(2代目)の『ピース』の発売が開始される。
    • 日本たばこ産業も現行の『ピース』の発売年月日を1946年1月13日としており、初代との継続性、関係は絶っている[2]
    • 現行の『ピース』は第二次世界大戦後の混乱期に夢や希望、平和な未来を願って発売 された。
  • 以降、50本入(通称「缶ピース」)が1949年7月1日に発売されたのを筆頭に『ピース』銘柄の発売・廃止が断続的に継続し、現在に至る。

ピースの逸話

1946年1月に大蔵省専売局が発売したピース (10本入) が最初の製品である。新銘柄の名は図案とともに公募され、1等は「ニューワールド」だが、製作技術の難点から2等の「ピース」が採用された

発売当初のピースは、戦前から発売されていた「光」より上級の葉を原料にペリラルチンで甘みを、特殊な香料で香りをつけた特徴があった。 日本専売公社時代のピースは、日本産の在来種で岩手県一関産の東山葉(とうざんは)を使用しており、現在のバージニアブレンドと異なる。

ピース (10本入) は、「ラッキーストライク」の包装デザインも手掛けたアメリカの著名な工業デザイナーのレイモンド・ローウィによって、1952年4月に現在の包装デザインに変更された。商業デザインに対して未だ認識が低い時代で150万円と高額なデザイン料が話題 になるが、デザイン変更で年間売上本数が26億本から150億本へ急増して「デザインが嗜好を変えた」「新しい意匠は世界的水準にある」などと絶賛され、日本の商品デザインに大きく影響した

シンボルマークの「オリーブの葉をくわえた鳩」は、旧約聖書『創世記』のノアの方舟で「大洪水が起きた外界の様子を知るために、ノアが方舟の窓から放った鳩が、オリーブの葉をくわえて戻ってきたことで、大洪水が収まり安らぎの大地が近い」と認識して、鳩が平和の象徴となった逸話に由来する。カラーリングは日本の風土に合わせたものとして、高貴なイメージの紺色に金色を差したものとした

2016年5月に、全9銘柄で「発売70周年限定パッケージ」が数量限定で販売され、70周年記念として「ピース・クラシック」が数量限定で販売された

2019年10月1日からは増税のため値上がりした。

ラインナップ

ピース(10本入)、ピース(50本入)

ピースのオリジナルとなる、フィルターが無い両切りたばこである。両者ともたばこ自体は同じで、紙箱入りがピース(10)、缶入りがピース(50本入)である。後述のピース(20本入)の「ロングピース」に対して「ショートピース」などと愛称されている。2016年、しんせい(2018年12月廃止)とゴールデンバット(2019年10月廃止)にフィルターを付ける改良が発表され、2016年6月1日から国産たばこで唯一の両切りとなった。また、TN値が最も高い国産たばこでもある。

ピース(10本入)

ピース(10本入)

配給制だった「たばこ」に対する自由販売たばこ第1号として、1946年1月13日に発売された商品である。最高級バージニア葉を使用した”高い香り”が大きな特徴である。現在は他のたばこに比して価格差はないが、発売当初は既存の10本入のたばこが20 – 60銭に対して、ピースは10本入、7円と破格の高価格で高級たばこに分類され、人気が高く1人あたりの販売数、1日あたりの販売数が制限されたこともあった。本パッケージの色から『紺色』の色調 が生まれた。

ピース(50本入)[編集]

ピース(50本入)は「缶ピース」と愛称される。2010年10月1日の価格改定まではピース(10本入)よりも1本あたり単価は高く設定されていた。缶は気密性が高く流通過程で風味の低下が少ないことから愛好者も多い。

缶本体は金属製で、上部はアルミ箔で密封され、開封後に蓋となる金属製の上蓋内壁に付いた金属の爪をアルミシールに突き立て回して開封する。2008年ごろから、アルミ箔内蓋に付されたつまみを引いて開封する仕様となり、開封が容易でアルミ切片が残置せず安全性が向上している。一般的な箱入り紙巻たばこと大きく異なる外寸で、たばこの自動販売機に収納不可である。

なお晴天の青空の俗称として用いられ、広辞苑第六版にも収録されている「ピーカン」は、ピース缶の濃紺色パッケージと快晴時の空の青さの語呂を掛け合わせた合成語である。しかし例えば『古川ロッパ昭和日記』昭和15(1940)年 2月14日の節には登場しており、芸能界では戦前から使われていた表現のようなので語源としては疑わしい。

ピース(20本入)

紙製ソフトパッケージでフィルター付き。通称は「ロングピース」、略称は「金ピース」。ローウィによる外装デザインを田中一光が新たに再構築した。全体に淡い黄色で卵豆腐やプリンのようなパッケージである。以前はロゴタイプが “PEACE” のように全て大文字であった。ローウィのデザインは “Peace” となっており、P 以外は小文字である。

ピース・ライト

「ライト」と冠しているが、ここでは「軽いピース」という意味であり、TN値は他の銘柄の通常たばこと同等である。パッケージは両切りピースのデザインを踏襲している。

ピース・アロマ・インフィニティ

2006年10月に「ピース・インフィニティ」として発売。D-spec製品のアルファやバンテージと同じく吸い口側にダム付きの溝で煙と空気の流量を調整する AFT (Advanced Filter Technology) チャコールフィルターが採用され、本品の全国発売に際してJT製品内での統一性を図る観点から、名称を「CVDフィルター」へと変更した。2019年5月より「ピース・アロマ・インフィニティ」に改名。

ザ・ピース

2012年2月1日に発売された。バージニア葉を100パーセント使用し、原料、ブレンド、加工処理、香料、パッケージにこだわった商品で、紙巻たばこで初めてシール付平型缶を採用し、香りとデザインは既存のピースと一線を画している。一箱20本入で売価は1000円である。全国のたばこ対面販売店3500店で販売する。

ピース・アロマ・ヴィンテージ

2019年5月に限定発売。5年以上熟成させたバージニア葉を100%使用。芳醇で深みのある香りと、凝縮されたなめらかな味わいが特徴。赤色の平型缶、一箱20本入り1000円

ピース・オリジン・オブ・バージニア・リーフ

2021年1月にピース誕生75周年を記念して限定発売。バージニア葉を100%使用。華やかな香りとしっとりとした甘さが調和した、なめらかで深みのある味わいが特徴。金色の平型缶、一箱20本入り1000円

ホープという名前のたばこもありました。ショートホープをいつも吸っていた会社の先輩がいました。昨年、亡くなったとご家族から連絡がありました。また、別の愛煙家の先輩も昨年亡くなったご家族から連絡がありました。たばこを愛した先輩たちが亡くなることはとても寂しいです。

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