地元の氏神様

小松川神社様が氏神様です。時間があるときはきちんと参拝しています。自宅から歩いて数分の場所に、鎮座されています。小松川神社様の由緒は、『当神社の御祭神は天照皇大神、経津主神を奉祀する。氏子地域である現在の小松川1.2.3.4丁目は元西小松川村新町と称した。荒川放水路開鑿により西小松川村より分離せられた当地区住民の浄財寄進により、昭和12年6月4日、西小松川村・下之庭鎮座西小松川天祖神社、道ヶ島鎮座新小岩香取神社二社の御分神を奉載し御遷座したことを小松川神社の創建とする。近年周辺地区は東京都による市街地再開発事業が実施せられ、当神社は旧境内地にほぼ重なる位置に2,400.14平方メートルの境内地を得て移転することになった。移転に伴う再建計画が具体化する中で、平成8年12月東京都との交渉及び工事の企画推進のため小松川神社建設委員会が発足し、先ず平成9年7月神社南側の土地に仮社殿・仮社務所を建設移転し、工作物等も仮移転した。その後新境内地に盛土工事を施工し、社務所・神輿庫・境内社の新築、鳥居・狛犬等工作物の移動が順次完了し、平成12年に至り新本殿も愈々竣工の運びとなった。
氏子及び関係者の寄進による玉垣建設工事も併せて完成し、同年5月26日遷座祭を奉仕した。
永年に亘る諸事業も、御祭神の御加護と氏子崇敬者の協力により恙なく竣工し、神域の尊厳彌益して慶賀に堪えぬところである。茲に本記念碑を設け、氏子一同の敬神の至誠を記し氏神の御神徳の光被を永く久しく仰がんとするものである(小松川神社境内石碑より)』地元の方に愛されている神社という感じがします。

また、境内には五社稲荷大明神様も祀られています。わたくし五社様についてはよくわからないので調べることにしました。ネットで調べましたが小松川神社様の境内にある五社稲荷大明神様についてはわかりません。五社稲荷神社で調べてみると愛知県豊川市に五社稲荷社があることが分かりました。こちらの由緒は、HPにこのように書かれておりました。『ここ白狐ヶ丘は弥生中後期の住居遺跡で欠山式土器の発掘地として知られており五社稲荷社は明暦年間(1656年頃)にこの遺跡の中央前方部大古墳上にこの古墳の尊厳を守り五穀豊穣を祈るため「保食神(うけもちのかみ)」を斎祀したのが始まりと伝えられております。百年ほど後の延享四年(1747年)御本殿の造替の棟札には「稲荷五社 大明神」とあり、その以前より五柱の神々を斎祀したものと推測されますが、古文書から見ますと伏見稲荷大社から文政十三年二月(1830年)正式勧請し五社稲荷社と称され今日に至っております。
当時の神社の様子は「参河国名所図絵」に画かれており境内は今の様子とほぼ同じことがうかがえます。』稲荷様なので大元は伏見稲荷様なのですね。さらに『又ここの古墳は前方後円墳と云われております。周辺部が損壊されているので確認は困難ですが東三河地方第一の規模を持つもので造成期は五世紀末から六世紀初めと伝えられ当古墳の西方200米に鎮座する白凰十五年(686年)創建の古社菟足神社の御祭神である大和葛城の豪族葛城襲津彦命(かつらぎのそつひ このみこと)の裔、菟上足尼命(うなかみすくねのみこと)の墳墓と推測されています。 この命、第二十一代雄略天皇の朝「穂の国」の国造として当地に派遣されその治績高く治民の功大なるものがありました。』ご祭神は、・宇賀之御魂神(うかのみたまのかみ)・宇迦之売神(うかのめのかみ)・稚産霊神(わくむすびのかみ)・大宮能売神(おおみやのめのかみ)・屋船神(やふねのかみ) 五柱を祀られていることから五社となったことがようやくわかりました。改めて地元の神様を大切にしようと思いました。

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