もう27年前の事なのですね。時間が過ぎるのは早い。神戸出身のわたくしには大きな出来事です。当時のわたくしは大学を卒業して神戸本社の会社に勤め、東京支店勤務でした。両親は神戸で飲食店を経営していました。わたくしはその年の5月に子どもが生まれることとなっていました。17日は休み明けの月曜日。いつも通りに会社に出て始業前の支度をしていました。業務課の人が「本社と電話が通じない。」あわてていました。テレビから関西で大きな地震が発生。しかし詳細は分からない状態でした。そのうち神戸本社から電話がかかってきた様子。会社のひどい状況が伝えられた。テレビからヘリからの中継画像、阪神高速が崩れている様子、家屋、ビルの倒壊、火災、破壊された町の画像が次々と流れました。会社のみんな動揺しました。神戸、大阪出身の社員が多くいた会社なので親や親戚、友人に連絡をとり情報を収集するようにと上司から話がありました。大阪には電話はつながったようでしたが、神戸にはつながりません。それから9時過ぎから東京支店の管理職が集まり今後の対応の打合せをし始めました。神戸本社から商品が入ってこないため至急 取引先の在庫確認の指令がでました。電話やファックスがフル稼働。その日のうちに得意先の在庫を把握することができました。
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