数字の6

数字の6について調べてみました。そのきっかけは「完全数」です。6月28日について調べていて「完全数」というものに行きつきました。さらに6という数字が、「神様が6日間で世界を作った。」「6はその数字単体で完全な数字」などと書かれていました。数字の6がきになります。

6六、陸、ろく、りく、むっつ、む)は、自然数または整数において、5の次で7の前の数である。

漢字のは常用漢字である。

英語では、基数詞でsix(シックス)、序数詞ではsixth。

ラテン語ではsex(セクス)。

六個一組の概念

  • 六曜 – 先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口。
  • 六方六面六合) – 東・西・南・北・天・地。あるいは前・後・左・右・上・下。立体を構成する6種類の方位。
  • 六色 – 赤・橙・黄・緑・青・紫。虹に現れる6種類の色。
  • 六法 – 憲法・刑法・民法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法。6種類の代表的な法律。
  • 六情 – 喜・怒・哀・楽・愛・憎。6種類の代表的な感情。
  • 六道 – 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上。
  • 六根 – 眼・鼻・耳・舌・身・意。
  • 六臓 – 肝・心・脾・肺・腎・心包。
  • 六腑 – 胆(胆嚢と肝臓)・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦。排泄物の通路となる6種類の内臓。
  • 六体 – 大篆・小篆・隷書/八分・行書・草書。書道の書体の総称。
  • 六家 – 儒家・墨家・名家・法家・道家・陰陽家。諸子百家主流の6学派。
  • 六義 – 風・雅・頌・賦・比・興。詩経の内容や作法による分類。
  • 六経 – 詩・書・礼・楽・易・春秋。儒家経典の6種。
  • 六国 – 斉・楚・燕・韓・趙・魏。中国の戦国時代に秦と対立した6国。
  • 六書 – 象形・指事・形声・会意・転注・仮借。漢字の字形構造を6種類に分類した物。
  • 六朝 – 呉・東晋・宋・斉・梁・陳。古代中国で、南京に都を置いた6つの王朝。
  • 六歌仙 – 在原業平・僧正遍昭・喜撰法師・大伴黒主・文屋康秀・小野小町。
  • 六大州 – アジア州・アフリカ州・北アメリカ州・南アメリカ州・ヨーロッパ州・オセアニア州。
  • 六大文明 – エジプト文明・メソポタミア文明・インダス文明・黄河文明・マヤ文明・アステカ文明。
  • 福祉六法 – 生活保護法、児童福祉法、母子及び父子並びに寡婦福祉法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、老人福祉法。
  • 東京六大学 – 早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学。
  • 六者会合 – 韓国、北朝鮮、中国、日本、アメリカ、ロシア。
  • 一都六県の六県 – 栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・千葉県・神奈川県。
  • かつての日本の六大企業集団 – 三井・三菱・住友・芙蓉・三和・第一勧銀
  • 肥後六花 – 肥後椿、肥後芍薬、肥後花菖蒲、肥後朝顔、肥後菊、肥後山茶花
  • 六信 – アッラーフ、マラーイカ、キターブ、ラスール、アーヒラ

高校の日本史で「南都六宗」というのがありました。なんとろくしゅうと言っていたのを友人になんとりくしゅうと訂正されたことを覚えています。

南都六宗(なんとろくしゅう、なんとりくしゅう)とは、奈良時代、平城京を中心に栄えた日本仏教の6つの宗派の総称。奈良仏教(ならぶっきょう)とも言う。

  • 三論宗(さんろんしゅう、中論・十二門論・百論) – 華厳宗や真言宗に影響を与えた
  • 成実宗(じょうじつしゅう、成実論) – 三論宗の付宗(寓宗)
  • 法相宗(ほっそうしゅう、唯識)
  • 倶舎宗(くしゃしゅう、説一切有部)- 法相宗の付宗(寓宗)
  • 華厳宗(けごんしゅう、華厳経)
  • 律宗(りっしゅう、四分律) – 真言律宗等が生まれた

尚、当時からこう呼ばれていたわけではなく、平安時代以降平安京を中心に栄えた「平安二宗」(天台宗・真言宗)に対する呼び名である。当時はまだ寺院ごとに特定宗派を奉じる寺院は少なかった。現在華厳宗の総本山とされている東大寺において、平安時代には別院(院家)として真言宗の「真言院」が置かれる等、次第に密教の影響を受けていくことになる。現存するのは、法相宗、華厳宗、律宗の三宗のみである。

又、当初これらは、法相衆・華厳衆等と、「衆」の字を充てていたが、東大寺の大仏が完成した頃(748年頃)には、現在のように「宗」の字が充てられるようになったといわれる。

民衆の救済活動に重きをおいた平安仏教や鎌倉仏教とは異なり、これらの六宗は学派的要素が強く、仏教の教理の研究を中心に行っていた学僧衆の集まりであったといわれる。つまり、律令体制下の仏教で国家の庇護を受けて仏教の研究を行い、宗教上の実践行為は鎮護国家という理念の下で呪術的な祈祷を行う程度であったといわれる。但し、唐に渡り玄奘から法相宗の教理を学び日本に伝えた道昭は、このような国家体制の仏教活動に飽きたらず、各地へ赴き井戸を掘ったり橋を架ける等をして、民衆に仏教を教下する活動を行ったとされる。尚、同じく民衆への教下活動を行った行基の師匠も道昭であったといわれる。

数字にはそれぞれの個性やパワーがあると信じています。他にも気になる数字について調べてみないと思ています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました