転職して思った事は、苦労する事が多い。長年一つの会社しか勤めていないとそこしか知らない。自分は社員数300人程の会社に長く勤めてました。人事や総務もしっかりとした会社でした。給料が遅れる。ボーナスが遅れるなんて事は有り得ませんでした。しかし、そうではない会社もある事を知りました。給与規定や人事評価の制度もキチンと有り、またそれをキチンと運用している会社でした。しかし、そうではなく、会長の好き嫌いで独断で給料やボーナスが決まってしまう会社もありました。びっくり。最初に勤めた会社は、在籍していた時は不満がたくさんありましたが、その後 勤めた会社と比べるととても品があってキチンとした制度があり、良い会社でした。辞めて分かる事はたくさんあります。辞めないと分からない。悲しい事実です。個人的な意見ですが、創業者は会社は自分のもの。会社の物は自分の物。社員も自分の物。社員の時間も自分の物。創業者はわがまま。確かにある程度成功しているので、その成功体験を社員に押し付ける。それができないとイラつく。若い経営者には、いないとおもいますが、昭和の創業者は時代の勢いの評価をしないで自分の努力を美化してしまう傾向が強いと思います。
話が逸れてしまいました。転職は、場当たり的な衝動で行ってはダメです。間違いなく失敗します。特に資格も無く営業の課長職程度のキャリアでは、大した会社へ入れません。それなりの会社の人事担当者はプロです。採用のプロです。プロに立ち向かう備えが無ければ、ダメです。
同じ業種への転職は、比較的ハードルが低いと思いました。自分の体験をお伝えします。同じ業種であるため新たに学ぶことが断然少なくなります。また、業界の様子が分かっているため、仕事の内容がより具体的にわかるところです。自分の役割が明確えあることは自ずとやるべきこと、会社が期待していることがはっきりしています。また、今まで培った人脈が使える事も仕事をやりやすくします。自分の失敗談をお伝えします。自分は同業者の営業求人に応募しました。書類選考も通過し面接となりました。面接では自分の職務業績、人脈について話をしました。また「入社したら何がしたいですか?」との質問に「営業メンバーの行動、業績を分析し適切な助言ができればより会社に貢献できると思います。」と管理職としても役立つアピールを延々語りました。これが失敗でした。会社は一営業マンとしてのポジションで採用を検討していました。しかし、自分はそれを超えた管理職としてのアピールとなったため、求める人材出ないと判定されました。相手が何を求めているのか?それにマッチしているのか?過剰なアピールは相手にとって必要ない事。また、面接のときに営業総責任者も同席していました。自分の人脈について話していた時、その営業総責任者が持たない情報が含まれていたようでした。教訓:相手の立場を脅かす者は採用されない。
コメント