7月14日はフランス建国記念日だそうです。次回のオリンピックはフランスのパリ。少しフランスについて知識を増やそうと思い、ウイキペディアをチェック。そこには以下の通りの記述があります。
パリ祭(パリさい、フランス語: Fête nationale〔国民祭典〕)またはフランス革命記念日、フランス建国記念日とは、近現代のフランスで7月14日に設けられている、共和国の成立を祝う建国記念日である。
1789年同日に発生しフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃および、この事件の一周年を記念して翌1790年におこなわれた全国連盟祭 が起源となっている。
フランスでは正式には「Fête nationale française フェトゥ・ナスィオナル・フランセーズ」(意味は「フランス国民祭典」・「フランス国民祭」・「フランス国祭」など)である。
しばしば「Le Quatorze Juillet」または「Le 14 (Quatorzeの数字化) Juillet」と表記し、「ル・カトルズ (キャトーズ)・ジュイェ (7月14日の意)」あるいは冠詞を外して単に「カトルズ(キャトーズ)・ジュイェ」と呼ぶ。
したがって「パリ祭」は日本だけの呼び名である。これは、ルネ・クレール監督の映画 『Quatorze Juillet 』が邦題『巴里祭』として公開されヒットしたためで、邦題を考案したのは、この映画を輸入し配給した東和商事社長川喜多長政たちである。読み方について、今日では「ぱりさい」が一般的だが、長政の妻・かしこは「名付けた者の気持ちとしてはパリまつりでした」と語っている。当時の観客の大半も「パリまつり」と呼んでいたという[1]。荻昌弘もまた「私の感覚では、これはどうあってもパリまつり、だ」と述べている。寺田寅彦は「パリ祭―この訳名は悪い」と批判している。
「巴里祭」「パリ祭」は多くの『歳時記』の夏の季語となっている。
また、英語圏では、バスティーユ襲撃の歴史を重視して、「Bastille day」(バスティーユ・デイ)という。
7月14日には、フランス各地で一日中花火が打ちあげられる。また慣例として消防士はダンス・チーム bals du 14 juillet を組んで市民に披露する。
午前中にはパリで軍事パレードが開催され、フランス大統領の出席のもとシャンゼリゼ通りからコンコルド広場までを行進する。
パレードは通例エコール・ポリテクニーク、サン・シール陸軍士官学校、フランス海軍兵学校の生徒による行進で幕を開け、歩兵部隊、機械化部隊が登場する。フランス空軍のアクロバット飛行チームであるパトルイユ・ド・フランスも演技飛行をおこなう。近年においてはフランスの同盟国の要人を招待することが慣例となっている。2004年には英仏協商の100周年を記念して英軍の各部隊 (イギリス海兵隊、王室騎兵乗馬連隊、グレナディアガーズ、王立騎馬砲兵・国王中隊) がシャンゼリゼを行進し、英空軍のレッドアローズが演技飛行をおこなった。2008年にはPKO部隊もパレード参加した。 2014年には第一次世界大戦開戦100年として参戦した約80カ国が招待された。
パレードには軍だけではなく、フランス共和国親衛隊およびパリ消防工兵旅団、フランス国家警察も参加する。行進の最後尾は常にフランス外人部隊が務める。これは正規軍などの観閲行進曲が毎分120歩の歩調であるのに比べ、外人部隊では毎分88歩と遅いためである。沿道からはパレードの各梯隊に対して大きな歓声が浴びせられる。
その後、フランス共和国大統領の演説がおこなわれる。パレード終了後にはエリゼ宮殿において茶会が催される。パリ祭当日にはツール・ド・フランスが開催されており、フランス出身選手はこの日のレースを特別視して勝利を収めようとすることが多い。
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