7月1日につて調べてみました。海開きや山開きなどなど・・・ウォークマンの日だそうです。びっくり。1979年7月1日に最初のウォークマンが発売されました。当時 わたしは高校生でした。そのころラジオから流れる気に入った楽曲をカセットテープに録音するエアチェックをよくしていました。しかし、カセットテープの再生はデッキでしなくてはなりません。デッキは持ち運びには向かない製品でした。手軽に音楽を持ち運べる。小型のラジオはあったがカセットテープを再生する小型携帯機は存在していませんでした。ウォークマンはまさに画期的な商品。多くのひとが望んでいたものを形にしたのでした。ウォークマンのウイキペディアには以下の記述がありました。
ソニーのポータブルモノラルテープレコーダー「プレスマン」からスピーカーと録音機能を省き、ステレオ再生専用ヘッドに置き換えステレオの再生に特化した製品として誕生する。
開発経緯
カセットテープタイプの初代ウォークマンの開発を言い出したのは、創業者であり当時会長の盛田昭夫であった。開発のきっかけは当時の名誉会長であった井深大が、旅客機内で綺麗な音で音楽が聴けるモノを(自分が一人で使うために)作ってほしいと、当時オーディオ事業部長であった大曾根幸三に依頼するところから始まる。
大曾根は周りにあったプレスマンを改造し、それにあり合わせのヘッドホンを付けたプロトタイプを井深に渡した。その性能に驚いた井深が、すぐに盛田に聴かせ、その可能性に気がついた盛田は、商品化を命じることになる。
当時社内からは、録音機能の無いテープレコーダーは絶対に売れないと反発されたが、それを押し切り開発を続行、思いのほか音質が良いと感じたという。
実際の開発は黒木靖夫のデザインコーディネートのもと大曾根部隊のエンジニアによって行われた。のちに黒木靖夫はウォークマン開発の功績によりソニー取締役になった。
発売当初のマスコミの反応は芳しくなく、人目に触れなければとの考えから、宣伝部や営業スタッフはウォークマンを身につけ山手線を一日中グルグル回るという作戦に出る。日曜日には若いスタッフにも製品を身につけさせ、街中を歩かせた。さらに影響力のある有名人にも製品を提供するなどして認知を高めていった。こうした工夫された広告・宣伝活動により発売1ヶ月で3000台ほどの売上から、翌月には初回生産3万台を全て売上げ、供給不足が半年間続くほどの人気となった。
商標とロゴ
日本では最初からウォークマンの商品名で発売されたが、文法に合わない和製英語であるウォークマン(Walkman)を避けて、海外では当初、他の商品名で発売された。アメリカではウォーク・アバウツ=歩き回る、ラン・アバウツ=走り回るからの造語で「Sound about(サウンド・アバウツ)」、イギリスでは密航者を意味する「Stow away(ストウ・アウェイ)」、スウェーデンでは「Free Style(フリー・スタイル)」の商品名で発売された。しかし、来日した音楽家らによって日本からウォークマンが土産として“輸出”され、彼らの口コミにより日本国外でも「ウォークマン」の知名度が高まったことから、1年も経たずにウォークマンに統一された。黒木靖夫によると、この判断には、当時の会長・盛田昭夫の独断的な決定があった[3]。
2002年、オーストリア最高裁判所は「ウォークマン」がポータブルオーディオプレイヤーの一般名称と化しており、ソニーは商標権を失っているとする判決を下した。現在でもオーストリアにおいて、ソニーは「ウォークマン」の商標を独占使用出来ない。
初代ロゴは広告宣伝用と製品貼り付け用の2種類があり、前者は「A」の文字から足が生えていた。1980年代のテレビCMでは、「A」の文字から生えた足が歩き出すというグラフィックで「WALKMAN」ロゴを表示していた。1990年代に入ると広告宣伝用ロゴは使われなくなったが、製品貼り付け用のロゴは2000年4月まで使用された。
現在の「WALKMAN」ロゴは2代目である。2000年5月より使用され、「W.WALKMAN」と呼ばれている。なお、ビデオウォークマンにはこれらのロゴは使用されなかった。
現行
- 内蔵フラッシュメモリー(デジタルオーディオプレーヤー/旧称 ネットワークウォークマン)
- 現在の主流的存在。2000年6月にライター型のNW-E3(64MB)が発売。現在単に「ウォークマン」と表記した場合、公式上はこのフラッシュメモリー型を指す。当初はネットワークウォークマンと表記したが、2005年のAシリーズ発売時に「ウォークマン(当初はEシリーズ)」へと改称した。カセット型との区別のために「(メモリータイプ)ウォークマン」や旧称の「ネットワークウォークマン」と表記されることもある。2006年モデルからAシリーズ(上級機種)、Sシリーズ(機能特化機種)、Eシリーズ(エントリーモデル)とカテゴライズされ、後にWシリーズ(イヤフォン一体型機種)、Zシリーズ・ZXシリーズ・Fシリーズ・Aシリーズ(以上Android搭載機種)、WM1シリーズ(フラッグシップモデル)を展開。iPodシリーズとの競合関係で知られる。2009年~2010年にはXシリーズ(最上級機種)も存在した。また海外向けにはBシリーズ(Eシリーズよりさらに機能を絞り込んだモデル)もある。
昔 ウォークマンは欲しいものでした。ポケベルが欲しい時もありました。時が流れ ウォークマンは欲しいものではなくなりました。ポケベルはすでに製造販売を中止しています。時代とともにひとが欲しいものが変わって行く。企業は人が欲しくなる物と次から次へと作って行く。そして経済が回り続ける。
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