人生 きちんと考えましょう③

PexelsのElina Fairytaleによる写真

ファイナンシャルプランナー3級に合格できて調子に乗っていました。一応、予定通りに事が進みました。次は宅建取得。会社の先輩たちで宅建を取得した方がいました。その先輩に話を聞きました。その先輩は、昔の上司への復讐的な思いから宅建を取得したそうです。その当時の上司からは低い評価をされていたようでした。宅建の勉強は大変だったようでした。しかし、上司への恨みがモチベーションとなり勉強できたと言ってました。まさかそんな気持ちで宅建とったなんてしらなかったので大変驚きました。いざ、自分も勉強しようと教材を購入しました。今回もお金を使わないという考えで中古本の教材を購入しました。年次は1年前なのであまり条例などの変更がないとの判断で購入しました。勉強をはじめてもなかなか捗りません。覚えることが多いです。平日はほとんど勉強できないので土日に集中してやりました。とにかく教材をはじめから最後まで一通り終わらせようとしました。しかし、内容をしっかり覚えようとすると大変時間がかかりました。そんなに分厚くない教材ですがなかなか進みません。しかし、やらないと進まない。とにかく頑張ろうとなんとか一通り終わらせることができたのは宅建試験の1か月前くらいでした。これからは過去問をやろう。過去問集を購入していきました。わからない過去問が続出。いかに勉強したことが頭に入っていないかがわかりました。試験までどんどん日数がなくなっていきます。焦りも出ます。勉強しても覚えられない。せっかくここまで勉強したからもっと頑張らなくてはいけない。さらに時は過ぎていきます。1週間、2週間 あっという間に試験まであと数日。受験料を無駄にしたくない。でもうかりそうもないかも・・・そんな状態でとうとう受験当日を迎えました。受験会場は一駅さきの大学のキャンパスでした。試験を受ける教室を探しました。その教室にはすでに30名ほどの受験者がいました。若い人から高齢者まで。でも20代の方が多かった印象です。また、女性に比べて男性の方が少し多かった印象です。いざ、試験開始。問題を一通り目を通しできそうな問題から取り組みました。できそうと思った問題も簡単には解けません。問題文をしっかり読まないとひっかけの罠にはなります。そうこうしていると時間がどんどん無くなっていました。最後10分でとにかく仕上げました。マークシートなので運が良ければ正解できるとまたまた楽観視。何とか試験が終わりました。達成感はありません。マークシートのラッキーを期待するしかない感じでした。まあ。終わったことはしょうがない。とも思いました。

結果は不合格。宅建は取れませんでした。せっかく勉強したのに・・・しかたない。でも、改めて思いました。自分は宅建とって何がしたいのか?不動産会社へ転職したいのか?大した動機もなく、ただ単に資格が取りたい一心での受験。それではダメですね。自分ではそれなりに計画を立てて臨んだつもりでしたが、その動機があいまいだったのです。給料が減る。給料がいいところへ転職したい。資格が必要。そんな感じでの受験でしたので残念な結果・・・というか宅建とって何がしたいかという考えもなく資格を取らなくてよかったのかもしれません。場当たり的で計画性がない自分に反省です。

思い返せばそんなことの繰り返しです。大学受験もそうでした。受かりそうなところを受験しました。学部はなんでもよかった。同じ大学の経済学部と法学部を受験しました。結果、法学部しか合格しなかったので法学部に入りました。法学部でも何をしたいなんてこともありませんでした。そんな感じでしたの特に勉強したいこともなく、のほほんと日々を過ごしていました。同じサークルの友人は商社に入りため英会話を始めたり、国家公務員になるため勉強したりしていました。きちんと目標を定めて計画を立てることが大切だと今更思います。商社を目指した友人は、希望を叶え今はその関連会社の社長をしています。国家公務員を目指した友人は、銀行の内定をとりその後、公務員試験に合格し希望通りに国家公務員として働いています。自分の就活は適当でした。受かりそうなところにしかアプローチしませんでしたし、もともと何になりたいなんて考えなませんでした。『なるような、なる』と思っていました。そう考えると結構ラッキーではあるのでしょうが、そのラッキーを活かせていないのではないかとも思います。

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