会える時に会う

先日、元の会社の後輩から転勤の挨拶状が来ました。二人とも同じ部署で一緒に働いたことがある後輩です。うち一人はわたしが退職するときに引継ぎをした後輩です。わたくしが退社してから約4年経過しましたが、年賀状のやり取りはこの後輩たちとは継続しています。わたしは今年で59歳となります。後輩たちも50代になりました。なぜか二人とも独身です。今更、結婚するのも面倒なのでしょう。今だから思うのですが、人とのつながりは自ら動かないと維持することは難しいと思います。

4月に高校時代からの友人からLINEでメッセージが来ました。同じ高校時代の友人が短期出張で東京に来ているとのことでした。早速、連絡を取り合い3人であうことになりました。LINEメッセージをくれた友人とは年に数回会うことがありましたが、今回 短期出張で東京に来た友人とは10年以上あっていない状態でした。年賀状のやり取り程度で毎年 決まり文句で「また、みんなでのみたいですね。」などと書いていましたが、本音では無理だなと思っていました。それが思わぬ展開で会えることになりました。会うと一気に昔の友人同士。とても楽しかったです。早速、次回の約束を決めてまた3人で飲みました。話は尽きません。昔話から今の友人たちの様子。また、知人に関する情報交換等々。LINEの友人は独身で毎週のようにゴルフ三昧。東京へ短期出張の友人は休日は一人で東京名所めぐりとしているようです。前回、飲んだ時にまた次回の日程を決めました。その日はLINEの友人は会社の用事で不参加。東京短期出張の友人がこちらにいる高校時代の友達と連絡をとり会うことになりました。実は東京短期出張の友人が呼んだのは元カノ。高校時代に二人は交際していました。どんな経緯で連絡を取り合っているのかわかりませんが、そんな野暮なことは聞きませんでした。しかし、二人が会うのは高校卒業以来ということのようでした。それなのになぜ連絡がとれるのか?さらに疑問が膨らむ。昼から会い夕方までそばを食べたり、酒を飲んだり、神社へ行ったりなんだかんだで楽しみました。

年を重ねるのは悪い事ばかりではありません。高校時代には話しができなかった事が、いまの年齢となると気さくに話しができたりします。自分も相手もそれなりの経験を重ねて、相手を思いやる気持ちや配慮すること。しかし、一方では変な遠慮ををしないので変な空気にもなりません。また、子育ても終わり自分に使う時間が多く確保できるようになりました。昔の友人に会うのはたのしいです。実は2020年 本来の東京オリンピック開催年の年始に大学時代のサークルの同窓会を企画実施しました。この時、本当に楽しかったです。自分の同級世代、1つ下、2つ下の後輩、1つ上、2つ上、3つ上の先輩たちと合計6世代が集まりました。総勢60名にもなりました。とにかく楽しく同窓会の時間はあっという間にお時間となりました。なごり惜しいので学年ごとに分かれて2次会へ。そこでもたのしく飲みました。おかげでべろべろ記憶をなくすほど飲んでしまいました。

先輩たちや同級生たちと話していても「いま会えるなら会う!」その意見に異論がある人はいません。しかし、会う機会、会う企画を立てて実行してくれる人がなかなかいません。呼ばれたら行くよ。という人は多いです。大学のサークルの同窓会でも先輩たちはなんの気遣いもなく「また、企画してね。」と気軽に言ってきます。面倒だな~と思いつつも前回の楽しかった思いが次回の同窓会を実行することの背中を押してくれます。今年6月に第2回同窓会と企画しようと思いましたが、コロナ感染拡大により延期となりましたが、今年もやります。また、楽しみです。

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