NBAの思い出選手

カリーム・アブドロジャバー NBAの名選手です。なぜかブルースリーの「死亡遊戯」に適役で出演してた。218cmの大男 手足が長く まさに巨人。自分がテレビで見ていたジャバーはピーク時の活躍からは程遠い選手でした。バックスからレイカーズに移籍したころから数年がピーク時だと思います。走れる大男。リバウンドは絶対的に強い。ディフェンスでも活躍、シュートブロックで得点を阻む。伝家の宝刀「スカイフック」絶対的にブロックできないシュート。打たれたら必ず得点。アフロヘアーに目を保護するためのゴーグル。ファンキーな外観。1試合で30得点は当たりまえ。まさにスーパースター。ジャバーとともに黄金期のレイカーズにはマジックジョンソンがいた。ジャバーはまじめでストイック。プレーも淡々とするタイプ。一方、マジックはド派手。2mを超える大型ガード。ドリブルでゴールに向かって切り込んで行く。ボディーアクションも派手。ディフェンスの合間をかいくぐり、ボールは左手から右手へ大きな弧を描いて持ち替えられた。ボールはその勢いを保持しながらマジックの手から離れていく。柔らかいボールタッチ。ふわっとボールが浮く。ゴールの真上で頂点に達しゆっくり落下してゴールに吸い込まれる。ハード&ソフト 緩急のついたアクション 観客はマジックのプレーに釘付け。こんどはディフェンス。相手がゆっくりドリブルして攻めてくる。ドリブラーの前にマジックが両手を広げて侵入を阻もうとする。ドリブラーが左右にフェイントをかけてマジックを抜こうとする。あっ マジック抜かれたと思った瞬間 マジックの手がボールに当たってフロントコート方向へ すぐにマジックが追いつき2回ドリブル ダンクを決めた。     相手はすぐにボールをコート内へ。またもやマジックがボールをカット またダンクかと思った次の瞬間 逆サイドからゴールへ向かう見方選手へノールックパス。見事なアシストで味方選手のダンクを演出。マジックがボールを支配し、観客は魅了されゲームはレイカーズの圧勝。パットライリー監督はクールに選手たちとハグをかわしコートから去ってゆく。「かっこいい~」NBAは魅力満点のエンターテイメント。

昔 深夜にNBAのテレビ放送がありました。解説は当時 大阪商業大学の監督だった島田監督でした。島田監督はNBAのこと選手のこと よく知っていました。落ち着いた口調で解説も分かりやすく楽しい番組でした。当時の日本ではNBAはいまほどメジャーな存在ではありませんでした。マニアしか見ない番組という感じでした。大学の友人もこの番組が好きで練習の時にNBA選手の物まねをやったりしてました。当然、ダンクなんかできませんがダンクを決めたつもりみたいなポーズをとったりして練習合間の休憩で遊んでいました。

NBAはいろんな選手がいました。ラルフサンプソンとアキームオライジュアン。ラルフサンプソンはバージニア州立大学からドラフト1位でロケッツへ入団。大学時代の華々しいキャリアで注目の的。新人にも関わらずシューズメーカーがラルフサンプソンモデルのシューズを開発したと覚えています。その翌年、アキームもロケッツに入団。2人の大型選手は「ツインタワー」として話題となった。しかし、ロケッツの成績はいまいち、鳴り物入りで入ったラルフもファンの期待には程遠い成績でした。残念なことはツインタワーを機能させる脇役がいなかったことです。成績がいまいちのラルスでしたがオールスターゲームに出場する機会がありました。そのゲームでラルフはマジックと同じチームでプレーすることとなります。マジックはラルフのポテンシャルを引き出しました。ゴールまで距離のある所からゴール脇へパス。そのボールへラルフが向かう。ジャンプしそのままダンク。誰も予想しないアリウープ。ラルフはそのゲームでMVPとなる大活躍をしたのです。マジックだからできたラルフのプレーでした。

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