ベランダの植物 クリスマスローズ

数年前、世田谷の一軒家を借りていた時、奥さんが庭に植えていました。クリスマスローズ。それまでこの名前を知りませんでした。庭は広めでいろんな植物を植えていました。日当たりも良好でいろんな花をめでることができました。しかし、オーナーがその物件を売却することとなり、引越しすることになりました。急な話で慌てて引越し先を探しました。結局、庭もほとんどない日当たりいまいちのところに引越ししました。日当たりの悪さは、多くの植物を枯らしてしまいました。かわいそうな事をしました。クリスマスローズは地面に植えていましたが、鉢に植え替えて引越し先へ移動しました。日当たりがわるいために花を咲かせても1,2輪程度でした。確実に弱っていました。仕方なく狭い庭に植え替えました。そうしたら多少は回復しました。昨年、その物件日当たりの悪い別件からまた引越ししました。日当たりの悪さに限界を感じました。奥さんは『朝、太陽の光がきちんと入ってくる家に住みたい。』と常々言っていました。その希望が叶いベランダ広め、日当たりのいいマンションへ引越ししました。日当たりがよくなるとクリスマスローズはたくさん花をつけました。日当たりは本当に大切です。今回の引越しで痛感しました。クリスマスローズ以外にもほとんどの植物の状態がよくなりました。今年の春は楽しみです。

調べてみました。アースガーデンさんのHPには以下の記述がありました。

クリスマスローズは実はバラの仲間ではなく、アネモネやラナンキュラスと同じキンポウゲ科の植物です。近年になって人気が出てきた多年草ということもあり、当初は白色がメインだったクリスマスローズも今は品種改良によって赤紫系やピンク系、黄色系、黒系、灰色系、緑系、アプリコット、バイカラーなど様々な花色が生み出されています。クリスマスローズは花びらの形状が特徴的で、大きく3種類に分類されて、それぞれにシングル(一重)・ダブル(二重以上)・セミダブル(半八重咲)と呼ばれています。お店で選ぶときは、好みの色と花びらの形状で選ぶと良いでしょう。

クリスマスローズの花言葉には「いたわり」 「私の不安を和らげて」 「私を忘れないで」「なぐさめ」「追憶」などがあります。古代ヨーロッパの時代から、クリスマスローズの根の毒が薬として使われていたことに由来しているようです。また中世のヨーロッパでは、冬場に戦地に旅立つ兵士が恋人にクリスマスローズを贈ったという逸話も残っており、なかなかロマンチックで奥深い花と言えますね。

地植えでも鉢植えでもよく育つクリスマスローズですが、地植えなら木の下など半日陰に植えるなど直射日光の当たらない場所を意識してください。鉢植えは10~4月頃は日当たりの良い場所、5~9月頃は半日陰で管理しましょう。特に夏は日光が強すぎるので、風通しの良い半日陰に置くことを忘れずに。鉢への植え付けや水やり、肥料は次のことを意識してください。

クリスマスローズの植え付けと植え替え方法

  1. 10~3月がクリスマスローズの植え付け・植え替え時期です。生育が旺盛で根がよく張るので、一回りから二回り大きな鉢を準備します。鉢には鉢底石となる軽石を入れておき、水はけの良い培養土を入れて苗と同じぐらいの穴をあけます。
  2. 苗はポットから出して根に付いた土をほぐしておきます。他の鉢から植え替える場合は、根を完全にほぐして古い用土と傷んだ根を取り除いておきます。
  3. 苗を穴の真ん中に置き、まわりの空間に土を入れていきます。上から土を軽く押しつけて、しっかり根がはれるようにします。
  4. ウォータースペースを残して整えたら、植え付けは完成です。

クリスマスローズの水やりは、生育期にあたる10~5月までは、鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげるようにしてください。 6~9月は高温多湿で根腐れを起こしやすい時期なので、やや乾かし気味にします。地植えの場合は暑い時期に何日も雨が降らない時を除き、基本的に水やりは必要ありません。

クリスマスローズの肥料は年に3回、時期は10月・12月・2月頃に固形肥料を与えてください。また、10~4月の生育期は液体肥料を月に2~3回施すとよいでしょう。夏に肥料を与えると、根や株を傷めて逆効果になってしまうことがありますので注意が必要です。

直射日光の当たらない場所がよいとのことでしたが、引越し前に住んでいたところはあまりにも日当たりが悪かったようで大変 弱っていました。ひとも植物も環境が大切だとつくづく感じました。

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