位山の奥宮参拝後、奥さんと一緒に山頂付近の巨石群へ向かいました。まさか体力のない奥さんが山頂付近まで登ろうというとは意外でした。前日は雨が降り足元が悪いところが何か所かありました。途中で帰ろうということも想定しましたが、奥さんは登る氣まんまんのようでした。途中 後ろから犬を抱えた若い女性が私たちを追い抜いていきました。間違いなく地元の子。かなりの軽装でそれも犬を抱えて登っている。なぜがこの子が奥さんとすれ違いざまに会話をしたそうで『こんにちは、お疲れさまです。』話しかけられた奥さんも『こんにちは、お散歩?』『いつも来るんですが、今日はこの子(犬)歩くのいやみたいなの抱っこして・・・』やはり地元の子。すごい。びっくりです。しばらくのぼると大きな岩が見えてきました。岩の前には立て札があり『光岩』『朧岩』『契岩』など名前がありました。さらに登っていくとやや勾配が緩やかになりました。ようやく『天岩戸』の巨石に到着。『やっと着いた』天気もよくひのひかりがまぶしい感じでした。天岩戸は周りをロープでかこわれていました。奥さんと一緒にその周りをまわりながら何枚か写真を撮影しました。何枚かの写真にはオーブが映っていました。さすがパワースポットとびっくり。少し休憩してから下山することにしました。しかし、降りるときには杖があった方がいいな~と思い天岩戸の周辺で杖になりそうな枯れ枝を探しました。長さが良いなと思っても前日の雨で湿ってすぐに折れてしまいます。やっと1本に見つかりました。奥さんがその枝をもって下山を始めました。奥さんもわたしも何度もすべって転びそうになりましたが、奥さんは杖のおかげで転ぶことなく下山できました。しかし、わたしはあと少しのとこでしりもちをついてしまいました。ズボンのおしりが泥で真っ黒。これでは人前に出ることは無理といった状態になってしまいました。ようやく駐車場が見えるところまで戻ってきました。すると奥さんが使っていた杖がぽきんと折れてしまいました。不思議でした。もう役目が終わったから折れた・・・という感じでした。結局、奥さんはこの枝が自分を守ってくれたと・・・今もこの枝は自宅にあり、お守りとして大切にしています。
一方、わたしはズボンが泥まみれ。レンタカーのシートを汚すわけにはいかない。ちょうどレジャーシートがあったのでそれを車のシートに敷いて高山の街中で履き替えるズボンを買うことにしました。運よくユニクロがあり早々にズボンを購入。急いで車の中で履き替えて、安藤先生のギャラリーへ移動しました。安藤先生は古代文字を書かれる書道家です。安藤先生については別のブログで詳しく書きたいと思います。
安藤先生のギャラリーで作品の見学をしました。幸いにも安藤先生には会うことができました。見学が終わりその日の宿へ向けて移動しました。白川郷にあるトヨタ自然学校という施設です。到着したときはすでに日が暮れていました。部屋へ移動しすぐに浴場へ行きました。宿泊客が少なかったのでゆったり入ることができました。風呂からあがり食堂へ・・・こちらのレストランではフレンチをいただくことができます。奥さんと今日1日の出来事を話しながらディナーをいただきました。飛騨一宮水無神社が予想以上のパワースポットぶり、さらに奥宮のすごさ、またまたさらに位山のパワー炸裂ぶり・・・奥さんは位山に呼ばれたのだと言っていました。あとから考えれば結構不思議なことがたくさんありました。なんとなくラッキーということが、ありました。
翌日は白川郷を見学し、その後、石川県方面へ移動。山越えの道路を走っていたら雨が降ってきました。途中で滝を見たりしながら、加賀一ノ宮 白山比咩神社に到着。参拝するころはほとんど雨は止んでいました。しかし、曇り空だったのでちょっと残念でした。自称晴れ男のわたしには残念な参拝となりました。本宮にある狛犬が立派に感じました。威厳があり凛々しい姿。次回訪問時は好天であってほしいと思いました。
あっという間の2泊3日の旅でした。日本にはまだまだ行ったことがないスポットがたくさんあります。元気で体が動く間に、全国のパワースポットを奥さんとのんびり巡りたいと思っています。
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