初午

初午とは・・・2月の最初の午の日に行われる稲荷神社の御祭りです。 今年は2月5日です。ウイキペディアには以下の記述があります。

初午(はつうま)は、2月の最初の午の日。旧暦で1年のうち最初の(つまり1月の)午の日も初午には違いないが、通常は稲荷社の祭の日である2月の初午をいう。初午祭に初午詣(福詣)する参詣者が訪れ、これを雑節の一つとすることがある。旧暦で行う事もあり、その場合は新暦の3月となる事もある。

概要

稲荷社の本社である伏見稲荷神社のご祭神・宇迦御霊神が伊奈利山へ降りた日が和銅4年2月7日(711年2月28日)であったとされ(2月9日(3月2日)説もある[要出典])、この日が初午であったことから、全国で稲荷社を祀る。また、この日を蚕や牛・馬の祭日とする風習もある。江戸時代には、この日に子供が寺子屋へ入門した。

本来は旧暦2月の最初の午の日であるが、現在では新暦2月の最初の午の日とされている。そのため、元々は春先の行事だったのが、冬の一番寒い時期の行事となってしまった。また、2月1日〜3日の節分前から当日にかけての日が「初午」となる場合もある。

2月の2回目の午の日を二の午(にのうま)、3回目を三の午(さんのうま)と言い、これらの日にも祭礼を行う地方や、二の午もしくは三の午にのみ祭礼を行う地方もある。

初午はその年の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものである。4月初めの巳の日の菜の花祭りの夜と初午のいずれかに雨が降らないと火に祟られるとか、初午の早い年は火事が多いとかいう俗信もある。また、初午の日に、消防団員が各家庭を回って火の用心を呼びかけ、火の用心のお札を配る習慣がある地方もある。

富山県南砺市利賀村(旧・東礪波郡利賀村)の上村(うえむら)地区では、子供達が藁でできた馬(午)の頭をもって家々を回り、家の中に上がり込み囃し歌に合わせ舞う「利賀のはつうま」が行なわれる。各家庭からはお礼にお菓子やみかんなどのご祝儀をもらう。昭和57年(1982年)12月21日には「利賀のはつうま行事」として国の選択無形民俗文化財に選択され、平成16年(2004年)7月16日には、富山県の無形民俗文化財に指定されている。

奈良県ではこの初午の日に「旗飴(はたあめ)」という習慣がある。これは、子供たちが近所の家(地域によっては商売を行っている家)を訪ね廻り、旗飴をもらうというハロウィンに似たものである。また、栃木県ではしもつかれを食べる風習がある。

この他にも「初午いなり」といい、稲荷寿司を供える風習もある。

キツネの好物はネズミですが(ネズミの油揚げという説もあります)、殺生はタブーとされたため、大豆でできた油揚げを供えるようになりました。やがて、油揚げに稲荷神のおかげでもたらされた米(酢飯)を詰めるようになり、「稲荷寿司」「お稲荷さん」と呼ばれて親しまれるようになりました。

なお、東西でいなり寿司の形状が違います。東日本では、米俵に見立てた俵型をしていますが、西日本では、キツネの耳に見立てた三角形が主流です。形は違えど、いずれも稲荷信仰が反映されているのです。また、東日本では「いなり寿司」、西日本では「お稲荷さん」と呼ぶ傾向が強いようです。

油揚げ・いなり寿司以外の初午の食べ物・行事食

初午には、油揚げいなり寿司の他にも行事食があります。

  • 初午だんご
    養蚕の盛んな地域に多い。初午には蚕の神様を祀る行事も行われたため、繭がたくさんできるよう願い、繭の形に作った団子を供える。
  • しもつかれ
    栃木県を中心に北関東でみられる郷土料理。鬼おろしですった大根やにんじん、鮭の頭、油揚げ、大豆、酒粕などを煮こんだもので栄養満点。
  • 旗飴
    奈良県でみられる飴菓子。旗をまきつけた棒の先に飴をつけたもので、商売をしている家が稲荷神社に供え、そのおさがりをもらうために、商売をしている家を「旗飴ちょうだい」と子ども達がまわる風習がある。

午の日と稲荷神社とのつながりが分かっていませんでした。まだまだ勉強しなくては・・・

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